塩の道 むー塩物語 3 | 野人エッセイす

野人エッセイす

森羅万象から見つめた食の本質とは

 

テーマ「大地の仕組み」や「自然界の循環」はじめ、ブログ開始以来多くの関連記事を書いて来たが、生命は海で生まれ繁栄、長い時間をかけ難問を克服して陸に進出した。

協生理論をもっとわかりやすくする為に、あらためて進化の理由シリーズも書き始めたが、生命が陸で暮らす為には陸に海と同じ仕組みを築くしか方法はなかった。

 

それが表土であり、その表土を海として誕生と消滅の仕組みを築いた。

それ以外に陸で生を営む術などないのだよ。

ピント来ないだろうが、それが野人理論、協生農法の基盤になっている。

 

野人の学問のベースは海、海洋学であり陸へ上り植物学、そして農業と・・生命の歴史と同じ道を歩いた。

現学問をそのまま頭に入れるのではなく、自ら考え、物理的に組み立て直した。

海も陸も基本的な生命の仕組みは同じであり、環境の最大の違いは水 その、水の用い方が異なるだけだ。

 

表土は海そのもの・・と言っても海のように塩辛くはない。 しかし間違いなく海そのものだ。

海水の成分の約9割は塩化ナトリウムが占めるが、本来はそれほど必要なく、他のミネラルと同量程度でも問題ない。

つまり、塩化ナトリウムの大半を抜いた塩辛くない水で海水魚は生きられる。

 

人間が最も必要とする塩味調味料・塩化ナトリウムは陸では不要。

魚類は海水から淡水まで順応していることからもそれがわかる。

 

淡水域に馴染めず入れない海水魚は多いが、海から遡上するサケは川では大量の塩化ナトリウムは不要だ。

川には陸から流れ出た海のミネラル分があるからであり、それは海と同じ仕組みを持つ表土の産物だ。

 

そのミネラル分の質、バランスなどの微妙な違い、エネルギーで自分が生まれた水域・川を見分けると野人は考えている。 他に理由が見当たらない。

 

生命の源である海水が生物の機能を狂わせることなどない。

人間の作る塩ではなく海水が体調を整え、やがて高血圧低血圧、低体温、冷え性などの不調を消し去るだろう。

 

「生命とは何か」「意識の仕組み」は誰もわからない。

わからないのに人は生命を成分で判断するようになった。 人間と人間の関与した動植物だけが無数の病に苦しむのはその顛末。

 

生命の仕組みは科学をもってしても、自由な心をもってしてもわからない。

わからないだけでなく光すら見えないのだから、余計なプライドは捨て去ったほうがよいのだ。

 

生命とは、宇宙とはいまだ人知も及ばない高度な物理。

まったく歯も立たず、足元すら今は見えない。

そのことがわかれば進む道は見えて来る。

 

利を求める理は迷路に入り 悲劇を生む

命を縮める役に立たない常識など不要。

他の生き物のように流れに身を任せればよい。

自然界を観察、素直に仕組みを学べば済むことだ。

それが本来の自然科学。

 

彼らと共に生きることが 彼らを生かすことが・・

どの生き物よりも奥の深い意識と慈愛をもって進化した人知と言えるのではないだろうか。

 

潮は生きている

生命を誕生させ 数億年もの間・・

海と陸の生き物すべての営みを育んで来た

 

生きているから水分を呼び込み海に戻ろうとする

 

地球は火の惑星であり氷の惑星

超高温による蒸発と超低温による凍結を繰り返す

 

その中間が水であり 生命体は水と潮で作られる

潮は水を得て目覚め 海を蘇らせる

表土もまた水を得て目覚め そこに海を再現出来る

水分を呼び込まなければ潮とは言えない

 

海の潮 人間の塩・・どちらも同じ仲間の シオ音譜

足並みを揃え もっと仲良くした方がよい

生命は潮に生かされているのだから

 

そのほうが 生き物は 困らない

動物も 植物も・・人間も

 

続く・・

 

  
塩の道 間違い続けた塩の歴史

http://ameblo.jp/muu8/entry-12157983065.html

 

潮が・・ そう 言うのよ 汗 生みのしお・・
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