動植物は表皮の脂質・ワックスと微生物のバリヤーなくして厳しい冬も越せず、動物は雨の中では体温を奪われ夏も生きられない。
水に生きる水鳥、渡り鳥、哺乳類だけでなく、野生動物や緑葉も見かけることもなくなり、自然界の様相がまったく変わってしまう。
バリヤーは落ちたとしても数日で戻り、もしも戻らなければ生物は「死に絶える」と言うことなのだが、そう思っている人はほとんどいない。
余計なものとして毎日洗い流しているのだから。
不可欠と不要、この極端な判断の間違いが人間とペットの皮膚の不調と老化を引き起こしたのだ。
人間は毎日のように全身の皮脂や微生物を洗い流す。
野生動物と違い雨を避ける家や衣服や暖房があるから命を失うことはないが、そのツケは必ず回って来る。
それが風邪であり、体臭、口臭であり、ニキビ、湿疹だ。
さらに口内を歯磨き粉で殺菌洗浄して無菌にすれば、ウィルスは口内にも自由に出入りして増殖する。
さらに殺菌力のある水道水や殺菌うがい薬で、体内の入口のノドチンコまで洗浄すれば、「どうぞ中までお入り下さい」と言っているようなもの。
予防と言うより・・三顧の礼をもっての接待だな。
これでは二重三重に張り巡らされたバリヤー機能は完全に崩壊する。
城の外堀、内堀を埋め立てられ、正門まで自分で開けば落城するのは当然、だから人間の風邪は人災以外のなにものでもない。 自滅・・だな
大量の風邪ウィルス軍団に進入されれば、最後の切り札「白血球」が迎撃しても追い付かず、城は落城する。
マスクやうがいや手洗いで全く効果がないのは皆さん実践済みではないか。
治そうとしても治らず、風邪薬は症状を抑えるに過ぎない。
体が治そうといくら頑張っても次から次に新手のウィルスが進入するのだから当然だろう。
「数日寝ていれば治る」と言うのは、数日間風呂で体を洗わず歯磨き粉も使わないからだ。
そうすればバリヤーも回復、新手の進入も困難になり体は自然に回復に向かう。
今回の記事、最初は「うがいをすれば風邪をひく」
というタイトルだった。
そのほうがわかりやすくて面白いのだが、うがいは風邪の小さな一因に過ぎない。
最大の原因は洗剤で体を洗うことであり、止めればこれだけで風邪は激減する。 次が歯磨き粉だ。
そもそも、洗っても落としても数日で復元しようとする脂膜と微生物・・ 健気だな 理由は、必要だからだ。
毎日擦り落としても嫌われても毎日出て来る皮膚の垢
根性のある彼らを・・毎日せっせと落とし続けることをおかしいとは思わないのだろうか。イジメ・・だな
人間にはそんなに必要ない汚ないものなのか。
野人には理解出来ない。 さっきまで同じシャツやパンツの中で共に過ごした仲間ではないか。
物理的仕組みを教える者が誰もいなかったからだろう。
「人体に洗剤は必要、健康にも良い」・・などと、道理を追って言い切れる人など何処にもいない。
いないと言うことは、最初から道理がないからだ。
風邪の直接の原因はこれらの洗剤類で防衛機能を放棄したことだが、人体全体の復元機能も落ちている。
本来ならひかない風邪も、ちょっとしたことでひきやすくなり、治りにくくなり長引く。
自然治癒力、修復力の衰えが、風邪の悪化・長期化だけでなく多くの病や不調を招いているが・・・
これらの原因は食の本質を見間違えたことだ。
続く・・
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