動物の心身はどのようにして維持されるのか。
あらためて、順を追って考える人はあまりいない。
活動すると言うことはエネルギーが必要であり、メンテナンスも必要になる。
それは機械も生き物も同じで、存在して活動する意識も同じだ。
自動車や飛行機であれば、動力源はエンジンであり、他は必要な付属機械。
それにエンジンを動かす燃料と保守点検が必要になる。
動物の場合、心臓は血液を送り続けるポンプであり、動力源ではなく、液体を送り込まれても機械は動かない。
飛行機にも船にも燃料を送り込むポンプは必要だが、エンジンの為のポンプ。
生命体にはエンジンに当たるものがなく、動脈で全身に行き渡り、燃え尽きる消費燃料と違い静脈を通ってまたポンプに帰って来る。
つまりエンジンに該当するものがない。
ではどのようにして動物は動くのか・・
小さな微生物から虫や鳥や哺乳類まで。
生まれて生を終えるまで、個々の細胞、臓器などの各部署、代謝などそれぞれの判断で動き続ける。
指揮官である意識の指示が届くのは筋肉しかなく、他は指揮が及ばない。
つまり勝手に動き続けるのだが、エンジンやモーターなどの動力源はない。
唯一の筋肉を動かすのもモーターや歯車がなく、メンテナンスも生を終えるまで各部署が自らの意志でやってくれる。
地球上のどの動物も、酸素と水と、食べることで生命を繋いでいる。
実質、「食べる」ことが生命活動の中心であることは間違いないが・・
人は、「動物は食べることによって燃料とメンテナンスの両方を維持する」と考え、それが世界の常識となっている。
熱量、カロリーが燃料に当たり、栄養、ビタミン、ミネラルなどがメンテナンスに当たる。
戦後の食糧難の時代から、栄養失調に敏感になり、栄養素という言葉やビタミン、さらにはミネラルや酵素まで流行。
規則正しく、バランス良くと・・特に多種野菜果物にその効果を期待、事細かく成分や熱量が計測された。
それらの考え方は家畜やペット、農作物にまで持ち込まれ、肥料やペットフードの最盛期を迎えた。
周年野菜果物が出回り、飽食の時代になると・・
この道理に反して益々病や不調が広がった。
体に付く脂肪は備蓄燃料であり、肉の脂肪は控えめに、食べ過ぎに注意しましょう・・などの生活習慣改善案が生まれ、それらの対策はペットにも持ち込まれた。
野人はこの道理を明らかにおかしい、間違っているとバッサリ切り捨てたが、これまでの常識に賛否両論はあっても物理的な矛盾を指摘する学者はこれまで出て来なかった。
気付いたのは子供の頃だが、理論としてまとめたのは10年ほど前だ。
十代の頃から、規則正しくも、栄養バランス良くも、よく噛んで・・も、まったく守っていない。
食べることが燃料とメンテナンスになる・・??
複雑で絶妙な働きをする動力源も、連動する仕組みもわからないのに何故燃料がわかるのか、これは明らかに矛盾している。
道理に矛盾があると言うことは、間違っていると言うことだ。
独立した体の各部署がどのようにして機能を維持、補修しているのかもわからないのに、どうやって栄養やビタミンがメンテナンスをやるのか・・
最初に言い出した学者にお聞きしたい。
長年おっしゃる通りにしても皆さん満身創痍。
維持補修・・ちっともやってくれないではないか。
続く・・
出足、滑り出しは真面目に書いたが・・もう耐えられん
次回は ありのままのズボンになるの
・・・ややお笑いになるが
そのほうが退屈せんし お野人の根気も続く
まとめは また真面目に書くから・・
http://ameblo.jp/muu8/entry-11977240394.html
栄養とって病気になる時代 コメントに注目・・
http://ameblo.jp/muu8/entry-12052229944.html