太陽は 右から昇る | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

 

太陽は右から昇るビックリマーク

 

ガッツ石松さんが言った言葉だが・・ 名言だな。

 

見方によっては左からも、斜め右下からも昇る。

どちらから昇ろうが、昇ることには変わりない。

方向はあっちでもこっちでも感じたままで良い。

 

必要なら昇る理由を知り、方向を知ればよい。

昔の船乗りにとって昇る方位や星の位置は重要だった。

必要ないならどちらでもよいことだな。

何も困ることなどない。 野生動物はこれに当る。

 

今のお野人にとっても、どちらでもよい。

それに合わせて生きれば良いのであり、天が回ろうが地が回ろうが大差なく、生きるのにも困らない。

子供の頃から学びの哲学ははっきりしている。

 

記憶力が人並み以下で最悪のお野人に、言葉や名前や地名、数字は覚えられない。伊勢市に住んで15年だが隣の町名もわからない。 必要なら聞けば良い。

しかし、使いこなす身近な「物事の仕組み」だけは完全と言えるほど頭に入り、さらに磨きがかかる。

 

これは生きて行く上で最も必要なことであり、間違えれば痛い目に遭う。 時には血も流し、命までも失う。

この重要さが骨身に沁みてわかったのは20代半ば。

 

テーマ最下段の「連載 東シナ海流」に書き続けたが、野人は国内最後の秘境、極限の海で生き延びた。

多くの人達・仲間が判断の過ちで命を落とした。

 

共に生き延びたまむし頭にも随分助けられたが、この男は最も忠実な部下だった。

この春まで船の回航会社の社長として、20年以上海で働き、また帰って来て毎日塩作りに励んでいる。

それも、見事なほど物理を活かし使いこなし、自分の頭で考えながら進化を続け、口出しすることもない。

酒は飲んでも本は読まず、勉強する姿など一度も見たことないのだが。

 

 

言葉や数字はどうでも良く、適当な語呂合わせでも良かった。

太陽と言う名前が覚えられなければ、昇るのはタコ音譜・・でもよい。

 

何の為に学ぶのかがはっきりしている。

使いこなす為であり、使えないものまで学べばキリがなく、人生いくらあっても足りそうもない。

生涯学習と言うように何を学ぶのかは個人の自由、知識を増やす学び、感性を磨く学びがあってもよい。

 

学ぶ前に必要かどうか判断していたのは十代からだ。

高一の入学時から、何年やっても喋れない英語、言葉の羅列で物理のない生物の勉強を拒否した。

生物は子供の頃から身を持って修得したこととあまりにもかけ離れ、役に立たないと判断した。

あの分厚い英和辞書は一度も開いたことがなく、歴史の年代も覚えた事がない。

 

本は母の書庫にあった日本、世界文学、それに密漁汗したサザエアワビを売って買い求めた小説など、ジャンルを問わず読み漁った。これらは物理ではないのだから使う為ではなく好きに読めばよい。

進学だったが、ノートも持たず家で勉強もしなかった。

年中漁労に励み、それどころではなかったな。

モリさばきナイフ使いは得意でもペン使いは不得手。

 

野人の頭には、皆が学んだ事の半分も入っていない。

役に立たず必要ないものはすべて入れていないからだ。

いくら覚えようがすぐに記憶から消えて行く。

だから無駄なことは最初からやらない。。

しかし残りの半分以上は皆が知らない使いこなせる技が入っている。 それが野人理論であり、書き尽くせない程どっさり詰まっている。

 

人間は科学技術の進歩と共に便利な暮らしを得て宇宙にまで進出した。

音楽芸術など感性も伸ばし、高度な文化も築いた。

しかし、飢えに苦しむ人は多く、基本的な人権さえ維持出来ない人々が地球にはあまりにも多過ぎる。

 

さらに・・

先進国も含めて病の問題は一向に解決する気配もない。

 

人生を無事に全う出来るかどうか・・これは皆が願っていることであり、一番重要なことではないかな。

普通に生きることが出来なければ何を学ぼうが希望を失ってしまう。

 

最先端の知識技術も最後尾も人の役に立つことに変わりなくどちらも必要。

野人は最先端よりも、常に最後尾の立場で知恵を磨いていたい。

誰もが人として生きられる術を・・

人類に囚われず、生き物の立場で。

 

やらなければならないことは山ほどあるが、やりたいことはなく、欲しい物もなく行きたい所もない。

今も昔も・・まったくないのだ。

いくら考えても思い当たらない。

 

むー母の望み通り、桜の花より幹や根だな。

 

その道の頂点を目指し、極め・・

花やカニ・・

いや、華やかにライトを浴びるより

気ままに海や野山で自由に暮らしていたい。

 

自由ほど素晴らしいものはないのだから。

 

太陽は右からも左からも昇り続ける

すべての生き物に平等に

 

 

ガッツ語録では他に・・

うるさい 黙って喋れビックリマーク」・・とか 

怖いのが半分 恐ろしいのが半分汗」・・など

正直で傑作だな、尊敬に値する。

 

世界中、言語も文法も異なり感性も微妙・・。

心が伝われば文法などどうでもよいではないか。

パピプペポ汗・・でも 気持ちが伝わればよい。

 

 

判断とは1

http://ameblo.jp/muu8/entry-11176816087.html

トカラの海賊と呼ばれて

http://ameblo.jp/muu8/entry-10086562857.html

日本列島最後の秘境ガジャ島  まむし頭登場音譜

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短歌に託したむー母の望み

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原人ってこの人はてなマーク 面白い顔してるわね~音譜

 

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