猪が・・入っている
海に潜った翌日の今日は山に潜った。
珍生色々・・どちらに潜ろうが似たようなものだ。
山は暑いし、これで川に潜れば最高・・
小川には入ったが・・浅くて潜れなかった。
昨日海に出ている時間、まむし頭が南伊勢町で獲れた70キロを超える大きな猪を運び込み、冷蔵庫には35キロの猪肉の他に骨と頭が眠っている。
今日はビレッジの臨時休日だが猪を処理する予定。
しかし・・朝から電話で起こされ、鳥羽でも猪が入ったと言う。血を見ると卒倒するパパの依頼で出向いた。
夏の猪など猟友会も誰も見向きもしない。
何とかしてやらんことには猪は餓死、その後始末も大変、大切に食べてあげたほうがよい。
七つ道具を積み込み一人で山に入った。
蚊が群がって来るが、心頭滅却、虫・・いや、無視
お野人、意外と刺されないし、刺されても後が残らん・・清く正しく生きれば誰でもそうなる かも
檻の中とは言え猪は獰猛で,牙をむいて凄い勢いで金網へ突進して来る。
ガシャーンという音で金網もひん曲がる。
檻が壊れたら・・
そんなこと考えればとてもやってられない。
むー母の一連の弔事で散々聞かされた・・南無阿弥陀仏を唱えた。
南阿弥陀猪焼肉・・南阿弥陀猪スープ・・
南阿弥陀猪ジャーキー・・ ナマんだぶ生んだぶ・・
ごめんね・・しし
お野人・・あまり食べないが、読者の皆さんの為だ。
猪を車まで運ぶのも骨が折れた。
いつもの小川へ浸けて内臓を出して冷水で1時間急冷する。
それから皮剥ぎナイフで皮を剥ぐのだが、まだ脂がのっているこの猪は1時間かかった。脂がなければ20分で済むが、脂があるこれはカレーシチュー向きだな。
あとは小さな関節外しナイフ1本でバラバラにしてクーラーに収める。
解体用の椅子と台を忘れたので中腰が続いた。
不調だったお野人の腰と首は完全に回復、移動も含めて5時間の重労働だったが、ちょいとくたびれただけ。
猛烈な炎天下、汗は何リットル出たかわからんが・・川の水で顔と頭とお尻を洗いながら頑張った。
精肉にして届けてもらうほうがどれほど楽か・・
害獣駆除・・いくら駆除しようがこの問題は解決しない。
根本から解決する方法は既に考えてある。
今は地道に、それに向かって自ら行動するしかないな。
猪ルくロードを走る野人
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医療の矛盾と限界
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