野人理論に一番近いのはアリストテレスであり、彼は「ごもっとも説」の他に、「世界には生命の胚珠が広がっており、それが物質を組織して生命体を生じさせた」と考えていたようだ。
他に表現のしようがなかったのだろうが、胚芽とは種の生長点のことで、生命のタネのようなもの。
これが生長の原動力となり、他は備蓄養分だ。
しかし顕微鏡で見ても「生命」のタネの形跡も意識も見当たらず、どこも同じ有機物に過ぎない。
動物も同じで素晴らしい機能を持った脳も、他とたいして変わらない有機物なのだ。
生命は単細胞から複雑な細胞の集合体まで多様。
ウィルスのような単細胞は見えない程小さくともはっきりした意志を持ち活動する。
細胞の小さな集合体も、臓器のような大きな集合体もそれぞれの意志を持ち、機能維持と修復を自らの力で成し遂げている。
生命体の総指揮官である「意識」の指示も及ばないのだからそう考えるべきだろう。
たまたま動いているわけでもなく、神様が動かしているわけでもない。
単細胞や臓器などの意識は人が持っているような繊細な意識ではなく、最初から組み込まれたソフトのようなもので、法則に沿って働いている。
ひたすら役割を果たそうとする強い意識だ。
それが乱れれば制御不能になり健全な機能維持も修復も困難になる、それが不調や病だ。
法則によって組み込まれた意識と、人間、動物の総指揮官である意識の違いは「脳機能」を持つかどうか、それを使いこなせるかどうかだろう。
地球では最も使いこなせたのが人類であり、進化は無限大、それでもほんの一部しか使いこなせず、間違いが最も多いのも人類だ。
生命の起源は単細胞生命体であり、ここまで生命が多様になり、複雑化したのは偶然ではなく強い意志が働いたからだ。
意志なしで進化はあり得ず体機能も変化しない。
生命のタネとは・・見えないが意識のことだ。
その強い意志が細胞の集合体を生み、意志が体を進化させ機能も変えたのだ。
そうでなければすべてが「偶然」の一言で片付けられてしまう。
生命誕生 体が先か意識が先か1
http://ameblo.jp/muu8/entry-12166055408.html
生命誕生 体が先か意識が先か2
http://ameblo.jp/muu8/entry-12166345516.html
腹減った カモ~~ン む~