何本かある全てのビワの実が気になり、たえちゃんに聞いた。 3月だが既に熟し始め美味しく食べられる。
形は栽培種だが小ぶりで、そのサイズは完全野生種との中間だったからだ。 予想どうり・・
たえちゃんは苗からではなく、食べたビワの種を適当にばら蒔き、発芽したその何本かを残したらしい。
グアバがここまで大きくなるには何年かかったか聞くと・・5年
驚くことにこれもまた苗ではなく食べた実を適当にばら蒔き発芽した数本を残したらしい。
他の苗は欲しい人が適当に引き抜いて持ち帰った。
ビワはともかくグアバを種からなど考えてもみなかった。
種からここまで大きくなるのに、幹がここまで太くなるのにたった5年・・肥料も何もやってはいない。
野菜の種より小粒で、種ごと食べても気にならないグアバの種が何でそうなるのだろうか、足の太さなのだ。
グアバの成長が早いのはわかるがあまりにも早過ぎる。
桃栗3年、柿8年と言われるように、接ぎ木した苗木を植えても実がなるまではそれくらいかかる。
成長が早く2年で大木になるパパイヤならわかるがグアバもこうなるとは・・しかもイチジクより早い。
石垣島実験協生農園でグアバやマンゴーを栽培している土人さんに電話して聞いてみたが、たしかにグアバは成長が早い。
あるのは接ぎ木苗ばかりで、種から果樹を栽培する農家はいない。 色んなデメリットが生じるからだ。
グアバの木はサルスベリやリョウブと同じようなツルツルで、成長が早いイチジクよりはるかに丈夫な木。
パパイヤの幹は包丁で簡単に切れ、数年で枯れるので木と言うより草だと土人さんは言う。
この畑は物理的に見て衝撃的だったが、皆も雰囲気で素晴らしいと感じたようだ。
表土の感触からも、この地には生命のエネルギーが漲っている。
立地条件だけでなくその力の影響が相当大きい。
植物が育つ強烈なパワーだけでなく「優しさ」が満ち溢れているのだ。
たえちゃんの生き方、心が大きな影響を及ぼしている・・・
そう感じ取ったのは野人だけでなく、いく、風人、今野さん、男どもも感じているだろう。
特にいくは昨年から、たえちゃんの生きる姿勢に感銘を受けている。
ここでパパイヤ、マンゴー、グアバ、シマサルナシなどの苗木を種から育てることをたえちゃんは快く承諾、好きに使っていいとのこと。
風人はここが気に入り、住みたいと言い出したのでお野人は言った。
「養女になって たえちゃんのお世話をしながら 畑の世話もしなさいね」
たえちゃんの実践から、野人の頭には未知の物理方程式が閃いた 陰陽のエネルギー論・・だな。
これは・・南西諸島における協生農園計画どころか、世界を救うことになるかもしれない。
まだ仮説の段階だが、ほぼ確信を持っており成り立てば必ずそうなる。 協生農法も飛躍的に進化する。
昼夜問わず、野人頭脳は今この解読に集中している。
落ちるまで放っておく「完熟果樹園」も非常識だが・・
果樹栽培の根幹の常識も崩壊するかもしれんな。
また・・たえちゃんに教えを乞いに種子島へ行こう。
難病を克服して長生きしてもらわないとな。
お礼に「む~プレ」どっさり送ってあげよう。
石垣島より協生グアバ届く
http://ameblo.jp/muu8/entry-11919294000.html
ピンクグアバ