昨夜、原人がやって来た。
今回は幾つかの要件と、イベント見学と、木の実を食いに山へ行きたいらしく日曜か月曜まで滞在する。
撮影完了とソニーCSLのプレゼンテーション完了の祝いを兼ね、映画監督も入れて焼き肉屋で遅くまで会談。
今日は、二ヶ月がかりで完成、東京で披露した17分間の映画を見せてもらった。
画像が綺麗で素晴らしい出来栄え、内容も申し分ない。
近日ユーチューブで公開するから読者も見ることが出来る。 プレゼンテーションの模様も近々ユーチューブで見られるだろう。
午後から2人は再び農園撮影、ついでだから原人にシマラッキョをどっさり掘ってもらった。明日のイベントで使うサラダ用と、参加者へのお土産用だ。
今回の映画で種子島の種男は種モミと苗植えで、映画俳優としてデビューした。
次回の映画では原人もまた・・
「ラッキョ掘り」でデビューする事になる。
新農園は全面シマラッキョだらけ、収穫しては3個戻し、その繰り返し。
頻繁に掘って戻すほど残存エネルギーを利用してラッキョの復元が早く、永久にそれが続くことになる。
収穫以外の「労力」で既存農法と比較すれば違いが良く分かる。
このやり方では、数粒を収穫した「ついでに戻す」ことで植え付けが終わり、後は周年収穫しては戻すことの繰り返し。
既存農法は耕してリセット、肥料を入れてあらためて植え付ける。 数秒で済むついでの植え付けとは大きな違いがあり、労力も経費もかかる。
アフリカのサバンナでこれをやられたら表土荒廃は当然、砂漠化が進むだけだ。
草刈りにしても、数度刈っても良いが、発芽前の9月に入って一度刈ればそれでも問題ない。
ラッキョはどんな草よりも復元力、立ち上がりがずば抜けて早く生命力抜群。
真夏の7、8月は地上部が休眠中だから猛威をふるう夏草によるダメージはまったくない。
生長期は9月から翌年の5月で、夏草を避ける術を身に付けている。 これほど楽な農産物もないだろう。
一般的なラッキョの使い道は限られているが、この農法では肥料の影響を受けないのだから辛味、雑味もなく、周年サラダで生食出来る優れものだ。塩ずり?・・など必要ない。
ラッキョウもシマラッキョ同様に辛味がなく判別不能、大きなものも周年生食出来るから、どちらも同じものとして扱っている。
協生ラッキョには植え付け時期も収穫時期もない。
しかも旨くて整腸効果抜群、食欲増進においてもこれほど強烈な食材は他に見当たらない。
健康の為?に野菜が必要ならこのラッキョ3日に一個で事は足りる。野人原人はたまにしか野菜を食べない。
明日のお野人イベント参加者は大人子供合わせて30人近い。 スタッフもお野人、いく、まむし頭、アンナ、茶屋人、原人、監督・・ひよ子は文化祭が終わって夕方にやって来るかもしれんな。
翌日、日曜の暮らしカル~セミナー参加者は4名。
今日は終日料理の仕込みに追われた。
猪鹿雉の肉入り骨髄スープも最高の出来栄え、そのエキスで作ったパワーエッグもこれまでより旨い。
今朝、宮川河口の突きん棒漁で獲れた巨大スズキが10本で37㎏届いた。
大半はスズキの生ハム用、4キロ超のスズキ1本はまむし頭がコブじめにして明日の握り寿司用、巨大な頭は「頭骨味噌汁」で出す。
腹身はバーベキュー、背骨はすべてタネオリブで味醂干し、叩き売りだな。
サワラのたたき、しめサワラの刺身も準備した。
夏猪や鹿の生肉、骨もどっさりあるから欲しい人はクーラー持参で来なさいね。
旨そうな猪が2頭獲れたと連絡があったが、この3日間は動きがとれない。
新農園の状況
http://ameblo.jp/muu8/entry-12084231519.html