野人に食の物理を説く92歳のむー母 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

今日は朝からむー母を肺の水抜きに連れて行った。

採血、レントゲン、水抜きで6時間かかったが、途中抜け出し、ビレッジでむー母の刺身を作り貢ぎ物にした。

1キロと小型だが、旨そうな天然カンパチドキドキだ。


冷蔵庫には未処理の猪と鹿がどっさり入っている。

昨日また40キロの旨そうな猪と鹿を運び込んで粗処理した。

やっと冷蔵庫がすっきりしたのに、南伊勢町の猪だけでなく・・「鹿もらったの・・音譜の連絡が奥伊勢から来たのだ。


24日のイベント用に猪のロースだけ2キロを味噌漬けにした。

母の看病で2週間留守にしたいくも今日四国から帰って来た。

明日も定休日だがいくは溜まった仕事があり、まむし頭も製造に追われている。

お野人はジョンと草刈り、農園整備。

カンパチの刺身半身とアラは明日の彼らの賄い食だ。


母の肺から抜いた水量はまだ先週と変わらず、徐々に減るはずだ。

刺身を渡し、近々猪の煮物を届ける・・と言うと・・


「まだ味が薄いわよ、もっと濃くしないと・・」


最初に薄いと言われ、あれからさらに濃くしたつもりだったがまだ薄いらしい。


「母ちゃん、あれ以上辛くすると食えんぞ・・」


「ばかねえ~ 物理的に考えてごらん」


「・・・・わからんな いくら考えても」


「あのねえ 私はほんの少ししか食べられないのよ お前は量を減らしたけど、それも食べられない だから塩分不足なの」


「そう言えばそうだな そこまで考えんかった」


「辛ければ、少しずつ何回かに分けて一個を食べれば辛くないでしょうが 味もはっきりして丁度良くなるでしょ」


「母ちゃん すげえこと考え付くな」


「そうでもないわよ 当たり前でしょ」


「そうだ 後から塩舐めればビックリマークよいではないか 猪の塩辛メラメラも作ってやる」


「物理センスだけでなく 相変わらずデリカシ~汗もないねえ 相撲さんじゃないの 味のはっきりしたお肉を少し食べたいだけ」


「わかった 母ちゃん まかせとけ」


毎日むー塩舐めてる読者は多いが、母の言うことはもっともだ、塩は調味料であり食べ物ではないな。


母から学んだものは多いが・・

92歳の母から物理的思考ひらめき電球を教わるとは思っていなかった。

28キロに縮んじゃったが、脳ミソ縮んでないな。


肉もウナギも天ぷらも大好物だが今は・・

美味しいトンカツドキドキが食べたいと言う。

ぶ厚い脂身は嫌で味のないヒレカツも好まないらしい。

適度に脂の旨味もも入った最高の「猪ロースカツクラッカーを作ってあげよう、むー塩もたっぷり使って。

きっと・・ハマるだろうな。


ブリブリ3兄弟 カンパチ

http://ameblo.jp/muu8/entry-10110197775.html

母ちゃんの究極の杖術  デリカシ~汗はてなマーク

http://ameblo.jp/muu8/entry-11275303796.html


とっても デリカシ~な アルバイト

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