今日は朝からむー母を肺の水抜きに連れて行った。
採血、レントゲン、水抜きで6時間かかったが、途中抜け出し、ビレッジでむー母の刺身を作り貢ぎ物にした。
1キロと小型だが、旨そうな天然カンパチだ。
冷蔵庫には未処理の猪と鹿がどっさり入っている。
昨日また40キロの旨そうな猪と鹿を運び込んで粗処理した。
やっと冷蔵庫がすっきりしたのに、南伊勢町の猪だけでなく・・「鹿もらったの・・」の連絡が奥伊勢から来たのだ。
24日のイベント用に猪のロースだけ2キロを味噌漬けにした。
母の看病で2週間留守にしたいくも今日四国から帰って来た。
明日も定休日だがいくは溜まった仕事があり、まむし頭も製造に追われている。
お野人はジョンと草刈り、農園整備。
カンパチの刺身半身とアラは明日の彼らの賄い食だ。
母の肺から抜いた水量はまだ先週と変わらず、徐々に減るはずだ。
刺身を渡し、近々猪の煮物を届ける・・と言うと・・
「まだ味が薄いわよ、もっと濃くしないと・・」
最初に薄いと言われ、あれからさらに濃くしたつもりだったがまだ薄いらしい。
「母ちゃん、あれ以上辛くすると食えんぞ・・」
「ばかねえ~ 物理的に考えてごらん」
「・・・・わからんな いくら考えても」
「あのねえ 私はほんの少ししか食べられないのよ お前は量を減らしたけど、それも食べられない だから塩分不足なの」
「そう言えばそうだな そこまで考えんかった」
「辛ければ、少しずつ何回かに分けて一個を食べれば辛くないでしょうが 味もはっきりして丁度良くなるでしょ」
「母ちゃん すげえこと考え付くな」
「そうでもないわよ 当たり前でしょ」
「そうだ 後から塩舐めればよいではないか 猪の塩辛も作ってやる」
「物理センスだけでなく 相変わらずデリカシ~もないねえ 私はお相撲さんじゃないの 味のはっきりしたお肉を少し食べたいだけ」
「わかった 母ちゃん まかせとけ」
毎日むー塩舐めてる読者は多いが、母の言うことはもっともだ、塩は調味料であり食べ物ではないな。
母から学んだものは多いが・・
92歳の母から物理的思考を教わるとは思っていなかった。
28キロに縮んじゃったが、脳ミソ縮んでないな。
肉もウナギも天ぷらも大好物だが今は・・
美味しいトンカツが食べたいと言う。
ぶ厚い脂身は嫌で味のないヒレカツも好まないらしい。
適度に脂の旨味もも入った最高の「猪ロースカツ」を作ってあげよう、むー塩もたっぷり使って。
きっと・・ハマるだろうな。
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ブリブリ3兄弟 カンパチ
http://ameblo.jp/muu8/entry-10110197775.html
母ちゃんの究極の杖術 3 デリカシ~
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とっても デリカシ~な アルバイト