突然の訪問者
アンナが作った昨日の賄い食は旨かった
まむし頭と3人で食べたが・・サワラめしとアオサの味噌汁、これだけだ。
先日特製味噌ダレに漬けこんだサワラが食べ頃、この照り焼きとご飯少々の粗食のつもりだったが・・
何を血迷ったかアンナはご飯にぶっ込んでまぶしてしまったのだ。さわらやかまぶしめし・・
サワラの味噌漬けご飯って・・聞いたことないな。
しかし、正直・・ビレッジ自慢の、タコ飯よりも牡蠣飯よりも鯛飯よりも・・はるかに旨かった
なにしろ、最高のサワラだ。
3人で「バカ旨~~」と言いながら食った。
骨から丁寧にダシをとったお野人自慢の「さわらやか~なサワラめし」より旨く、しかも強烈な旨さで、今月のお野人イベントで出すことに決めた。
このサワラの味噌漬け飯・・食べ終わり、
カフェタイムにしようとしたら突然の来客。
エステシャンの今野さんとスタッフの風人だ。
元社長をしていた古巣ホテル「タラサ志摩」で何やらあり、飛騨高山へ行く途中ふらりと寄ったのだ。
「今野さん コーヒー飲めんからいらんよな」
「飲むって言っているでしょ」
「・・・ ・・」
「残り物のサワラの味噌飯少しあるけどいらんよな」
「食べるって言っているでしょ」
「・・・ ・・」
仕方ない、出すと2人は1人前のご飯を分け合って・・
いじましく細々と・・食べていた。
「これ・・凄~く美味しい」
「サワラ味噌漬けも、まだ半分あるけどいらんよなあ」
「食べたいって言っているでしょ」
「・・・ ・・」 いつ・・?
仕方なくフライパンで焼き、チンした冷凍ご飯と共に、山盛り出した。
「む~さん このサワラ本当に美味しいわね~」
「全部・・食っていい」
お腹空いてないって言っていたのに・・
女心ってわからんな。 物理では解読不能・・
ツマミの 刻んだ「猪ジャーキー」も・・
全部食っちまった
たしか2人とも肉が苦手であまり食べられないはず。
今野さんにジャーキー持たせて撮影すると・・
「むーさん私が全部食べたって書くつもりでしょ」
「・・・ ・・」
よいではないか、猪の宣伝になるし、半分以上食っちゃったんだから。 肉嫌いも食える猪
帰り際・・
「2人とも 肉が苦手だし
猪ジャーキーのお土産 いらんよな~」
「欲しいって言っているでしょ
」
すべて初耳だが まあよい・・
泣く子とオナゴには勝てない。
今野さんからむー母へのお見舞いをいただいた。
女心って・・細やかだな。
結局ほんの少しの予定が2時間近く滞在、2人は屋久島へ行っていたらしく、その話が長引いた。
屋久島で、この島が野人ブログ「東シナ海流」の基地だった事にやっと気付いたと言う。
まむし頭もお野人も屋久島に4年近く住んでいたのだ。
ここを拠点に奄美大島までのトカラ列島を昼夜縦横無尽に海賊船で走り回った。数隻の船に船員十数名・・
船団長はキャプテン・むーロック 26歳
当時18歳だったまむし頭の話に2人は熱中していた。
すぐ隣の種子島育ちのまむし頭はお野人よりも屋久島情報に詳しい。
35年前に屋久島から船と共に三重に連れて来た。
巡り回ってお野人の元に帰って来たまむし頭・・
ガタガタの病体もメタボ体型も脱却、毎月歩けないほど酷かった痛風も完治、連日の塩作りで筋骨逞しくなり、残り少なくなり時間の問題だった頭の毛もここに来て「復活」の兆しを見せている。
それでこそ海の男、愛弟子だ、百歳までここで働け。
それが運命なのだから・・・
さわらやかなサワラ飯
http://ameblo.jp/muu8/entry-11094083815.html
今野・野人のラジオトーク
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風人結婚式と誕生日
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日本列島最後の秘境ガジャ島 まむし頭も沈黙
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