そう・・食う時はうんと お下品に
カニンガム・・と言えばアメリカ海軍の駆逐艦だが、モクズガニを駆逐艦のように綺麗に食いまくったのは味噌作りに励む4人の元「娘」達だ。
マリンビレッジの厨房は朝から晩まで大豆を茹でる臭いが充満、ガスは7台フル稼働だ。
まむしの頭は塩作りと、厨房隣の倉庫でみかんの箱詰め。
近くの今野道場では味噌作り体験を実施、一度に40キロの大豆を使う。
前日から水に浸し、40キロが3倍に膨らんだ大豆を茹でるのは大変、一般家庭にはでかい鍋もないし、火力も足りない。
昨年は徹夜して2日がかりだったらしいが今年はあっと言う間だ。
家庭用と業務用ガスでは火力が違うし、調理場には大鍋釜がいくらでもある。
持ち場を離れられない元娘達の為に、遅い昼食にはジャックが獲って来たばかりの「モクズガニ」を振る舞った。
昨年で最後だと思っていたモクズガニがまた獲れたのだ。
大きなカニばかり選んで持ち帰ったが、味噌汁用にとコガニをどっさりいただいた。
二つ切りにして、カニたっぷりの濃厚な味噌汁に、大きなカニは蒸した。
ご飯とカニしかない賄い食だが、元娘達は延々1時間以上、黙々と食い続けた。
カニ味噌たっぷりの味噌汁をご飯にぶっかけた猫マンマ
足の先までほじくり、ご飯も汁もダシのカニもすべて食い尽して・・からっぽ
凄まじい食いっぷりだったな・・カニも浮かばれる
とにかく旨くて・・たまらんかったらしい。
いくもまむし頭もむーさんも、子供の頃よく食べていたモクズガニが大好物。
7人はこの日、ニコニコカニカニクラブだった。
この土日はみかんの発送、来客などで超多忙、10キロのモクズカニを蒸すのは月曜になりそうだ。
このモクズガニ、カニの中では小さいが、味は王者の風格だな。
やかましいオナゴ達をも黙らせる沈黙の魔力を持っている。
わざわざ上海まで行くよりはるかに安上がりで美味しい。
ジャックのカニカニクラブ
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