ジャックの友人が再び突きん棒で仕留めた巨大スズキを運んで来た。
13匹で50キロを超え、平均4キロ、最大5キロの立派なスズキだ。
スズキ50キロもまとめ買いする飲食店、加工業者はほとんどいない。
マリンビレッジはバーベキューやスズキ生ハムなどで大量に使うのでアラも頭も骨も膨大な量になる。
その有効活用はまた次回に紹介するが、今回は丸々として脂が乗った巨大スズキ、相当な美味であることは間違いない。
レストガーデン用だが、このスズキのフィレ、カマ、骨付きトロ身を希望者にお分けする。
真空パック冷凍だから鮮度は安定、いつでも使えて便利だ。
しゃぶしゃぶ、白身魚のポワレ、カルパッチョ、照り焼き、フライ、お正月のおせちなど使い道は多く料理の幅が広がる。
カマは筋肉質でコロコロホクホク・・腹の骨付きトロ身は脂が乗り切ってこの世のものとは思えないお口がとろけそうな旨味。
さばいた骨付き腹身を持ち帰り、ぶつ切り味噌汁にしたマムシの頭は家族6人があまりの旨さにサタデーナイトフィーバー・・したそうだ。
夕食中に電話があり、スズキはたまに食べるがこれほどとは思わず、「これまで食べた全ての魚の中で一番旨かった」と興奮気味。
実家は種子島で半農半漁、嫁の実家も魚屋だったから魚にはうるさい。
価格はどれも百g当り¥500前後になりそうだ。前回よりやや安い。丸ごと魚と違いほぼ可食部で、肉と比べればこの価格は破格だ。
スズキは解体すれば「身は3分の1」、自分でさばく1匹買いの魚に換算すれば百g当り¥160。
スーパーではイワシかサンマ並み、見事な白身魚の価格ではない。
まして脂の乗ったスズキは天然マダイ、ヒラメ同様に高級魚と呼ばれる部類に入る。
突きん棒はアルバイト、市場を通さず、仕留めた獲物すべて大量まとめ買いしたから激安仕入れ、適正原価率で正直に値を付けたら・・こうなった。
業務用をすべて売るわけにもいかないから限定量、早いもの勝ち、読者サービス
売り切れ御免・・
突きん棒漁のスズキ