移動しない植物もまた動物と同じで、種から成長して枝葉を伸ばして実をつけるまで動力は必要。
植物である野菜も人間同様に、「栄養」と称する肥料を与えられ病に悩まされ、治療と称して薬を与えられている。
病の治療が完全に出来ないことは、人間だけでなく、家畜、ペット、養殖生物、野菜果樹穀物、庭木、園芸植物などを見れば明らかで、自然界ではなく「人間が関与した範囲」に限られている。
言い換えれば、人が関与すれば本来健全な生き物も「病にかかる」と言うことであり、これが「病は人災」と言い続けた由縁であり、「治せない」という結果も共通している。
いくら人間が言葉で「何の問題もない」と声高に強調しようが事実は事実。
結果がこれだけはっきりしているのだからこれらのことから学べば良い。
関与して病になるのなら、どのように関与したかを整理すれば答は簡単に出る。
動物はエサを与える、植物は耕して土壌を作り?肥料を与える・・それ以外にあるかな・・
エサや肥料そのものに認識の重大な間違いがあり、耕すことに問題があると言うことだ。
この道理に無理はなく、やれば答は簡単に出るし、たいした実験室もいらず、自然界の理に合っていれば病も消える。
病の現状は「心と動力の仕組みを飛ばして成分養分に固執した顛末」と言え、ここまで多くの犠牲者を出して答が出せず、解決するメドも立っていない。
「生命の基本から完全に間違っている」ことに気付き、最初からやり直すべきだろう。
有機成分は有機細胞の維持に使われ、肉でも葉っぱでも1種類でもかまわない。
動物の体はどのような有機物にも対応、必要なものに変えてしまう能力を有している。
栄養バランス良く食べなければ生きられない生き物など地球上の何処にもいないしそのような道理は自然界にはない。
地球上の動物はすべてそのような食生活をしている。
人類もまた誕生以来彼らと同じような食生活を送って来たのだ。
栄養学会に対して
「同じ哺乳類のパンダが笹だけで、コアラがユーカリだけで、人類ではイヌイットがアザラシの肉だけで何の問題もなく生きられる理由を明確にしてから「必要な栄養理論」「食のバランス理論」を唱えなさい、理を説くならそれが基本的な事ではないか」
と・・言い続けたのはこれらのことが理由だ。
目的と思考の起点、この起点を何処に置くかで理論の結果は違ってくる。
物理的根拠のない「言われてきた」などの前提や、間違った道理を修正しない限り人類の災いは何百年でも続くだろう。
続く・・
医学が病を治せない理由6
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医学が病を治せない理由7
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土と野菜を作らない協生農法
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表土の役割