ジャックの川舟 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

ペンキだらけ・・

ジャック艇 2隻

てっぺんは魚群探知機  壊れている・・

倉庫船


スワヒリ語・・



片目のジャックとまたバッタリ出会った。

前回はホームセンターだったが、今回はマリンビレッジだ。


ジャックは自分の船に船底塗料を塗っていた。

船の上下架作業は委託しているから気付かなかった。服や腕は青い塗料にまみれていたが気にする様子もない。


ケニアで野生動物保護監視員をやっていたジャックは密漁者との戦いで目と足をやられた。

今は気ままに川漁師をやっているが、売るわけでもなく趣味のようだ。


魚を食べないジャックは水槽で金魚やメダカを可愛がっている。捕獲したうなぎも大半は可哀想だからと逃がしている。

野人が食ってやるから・・と言っても持っては来ない。

「何の為に獲るんだ?」と聞いても「ガハハ・・」と笑うだけ。


2隻の船底塗料を塗っていたので・・


「舟・・2隻あるのかい?」と聞くと・・


「4隻・・」


「そんな持ってど~すんだ」


「倉庫・・荷物運ぶの面倒だし」


1隻あれば事は足りるが、ジャックはもらった川船を倉庫代わりに使っていた。


わけわからん船名の意味を聞くとスワヒリ語で何やら言っていたが忘れた。

持って来ていないもう一隻の船名は「マンバ」・・スワヒリ語でワニと言う意味らしい。

マンバと言えば世界一の猛毒蛇ブラックマンバを思い出す。


ジャックは今もアフリカと共に生きている。


片目のジャックと再会

http://ameblo.jp/muu8/entry-11780110627.html