朝から風速8mの強い風が吹き、際どい判断だったがレースは行われた。
参加者は全国から70名、2名乗船14艇で2レース、選手交代して2レース行われる。
操作が簡単で転覆することのないアクセスディンギーは、障害を持つ人だけでなく子供からお年寄りまで楽しく乗れる小型ヨットだ。
今回の選手はすべて身障者で、全盲の人も一人いる。
全盲の人がヨットレースに出ると言っても信じ難い人も多いだろう。
風上の折り返し点のブイには数秒おきに鳴るホーンを設置、その音を頼りにブイを回る。
聴覚だけでなく触覚も研ぎ澄まされ、風を読む能力はむしろ一般の人よりも優れている。
1レース終了後、風速は10mに達しレース中止が決定、残念だったが仕方がない、安全第一だ。
早朝、全員で伊勢神宮参拝、1レースだけでもやれたのは幸運だったと思えば気が楽だ。
野人は2日間とも無理だとみていたのだから。
昨夜のバーベキュー、レースの運営、選手のサポートに、鳥羽商船の学生始め大勢のボランティアの皆さん、ご苦労様でした。
文明人エッセイす むーヨット画像
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