厚生労働省の発表によれば、2012年の医療保険と公費から支払われた概算医療費は38兆円を超え、10年連続で過去最高を記録したとのこと。
高齢化の進展と医療技術の高度化が原因と言うが、病名の数も病人の数も増え、原因も不明、治療法不明にもかかわらず、医療技術の高度化でもないだろう。
38兆円を手にしたのは患者ではなく、高度化された医療関係機関と製薬会社・・おかしな世の中だな。
さらに、公費ではなく自己負担で本来は全く必要ない健康産業に膨大な費用が流れている。
事故などの怪我や感染症、伝染病に関しては問題なく、多くの命が救われている。
問題はわけのわからない病だ。
ガンや心臓病、糖尿病などの多くの病に対しては数10年を経ても何の根本的な解決もなく、ピントがボケた対処や予防に明け暮れている。
日常的、一般的になってしまったお馴染みの風邪や熱や冷え性、血圧や代謝の異常などもお手上げ状態だ。
体の病気に対して、精神の分野に入るのが「うつ病」と言う何とも意味不明な病で、「生活習慣病」とニュアンスがよく似ている。
お手上げ状態から生まれた「ひとまとめの病名」とも言えるだろう。
日本のうつ病患者は100万人、世界では3億5千万人と言うが、体の病気も些細なものまで含めると、ほぼ全員が何らかの病に悩まされていると言えるだろう。
これまで健康を維持して来た人もある日急にガンや花粉症やうつ病を宣告される状況だ。
「うつ病」について調べればわかるが、色んな説や分類が氾濫、何が言いたいのかさっぱりわからない。
結局・・
「うつ病の発病メカニズムは未だ不明、複数ある説も仮説の域から出ない」・・
これが現状のようだ。
この5年間、野人は病の主因についてはっきりと特定して来たがこの「うつ病」も例外ではない。
体と精神は一体であり生命の仕組みもほぼ同じ、見えるか見えないかの違いだけだ。
見える体の病の原因すらわからなければ精神の事などわかるはずもない。
続く・・
食は本能3 食材の共通点
http://ameblo.jp/muu8/entry-10881557074.html
生命の仕組みのお話1
http://ameblo.jp/muu8/entry-11413425775.html
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