体臭と口臭を分けたのは仕組みがやや異なるからだ。
生物は粘膜に保護された海から陸へ上がり、外気に晒し続ける皮膚は粘膜から脂膜へと進化したが、目と鼻、口内と排泄口は変わらず粘膜に守られ、内部への侵入を防ぐ仕組みが出来ている。
粘膜が理想的な本来の姿であり、傷の治りも数倍早いから動物は傷口を舐め、人も本能で傷口を口に含む。
洗剤で脂膜を落とせば傷の治りはさらに遅くなり、微生物がいなければ雑菌が増殖、腐敗である化膿が進む。
洗剤だけでなく消毒液を使えば微生物は全滅、治癒はさらに遅くなる。
外皮は血液が凝固してかさぶたを作り、時間をかけて修復するが、入口の口内から内臓壁を経た出口の肛門までは粘膜で素早く修復する。
外皮と違って内粘膜の破損は生命にかかわるからだ。
これらを前提に、口臭から消化器系の異常まで一連のものとして個々に思考の順路をまとめる。
何故口臭が発生するか 思考順路
1、虫歯、口臭予防の為に人は歯磨きをするが、野生動物は歯磨きせずとも、虫歯も腐敗した口臭もない。
2、洗剤が皮膚の脂膜と微生物機能を破壊するのだから、歯磨き粉が口内の粘膜と微生物機能にも大きな影響を及ぼす可能性が高い。
3、彼らと人間の違いは歯磨きしかなく、虫歯口臭に悩まされたから歯磨きする習慣が出来たのか、歯磨きするから虫歯口臭が発生するのか定かではなく、確かめてみればわかる。必要性が先か販売が先かと言うことに絞られる。
4、口内すべての異常、口臭、虫歯、歯周病、口内炎だけでなく、胃、腸、肛門まで同様に比例して症状が重複することから、一貫して考え、関連がなければ切り離せば良い。
食べ物が肛門機能まで影響を及ぼすとは考え難く、歯磨き粉などが及ぼす影響に絞って考える。
5、動物の口内はバクテリアとも言う微生物が充満、これらが歯の細かい隙間に残る有機物を分解、腐敗臭の類の口臭は発生しない。
歯磨き粉と言う洗剤で口内バクテリアを一掃すれば、いくら歯ブラシで磨こうが落とし切れるものではなく、高温多湿の口内では数時間で残存有機物の腐敗が始まり
これが口臭の原因
「目覚めた時に口内がネバネバして気持ちが悪いのは腐敗が理由。
微量とはいえ、毎日終日腐敗汁を飲みこめば
胃腸の不調を招いても不思議ではない。」
おまけ・・
多くの読者の実践でも同じ結果だが、歯磨き粉を止めると3日ほどで口臭は消え、ニンニク臭もまったく残らない。
食べるものに関係なく有機物を分解、腐敗と違い分解発酵中は生ごみ処理機同様に口内に残留物があっても腐敗臭はしない。
個人差はあるが、歯磨き粉を止めて1週間を経ても口臭が消えないなら原因は他に必ずある、体臭や足の臭いも同様だ。
続く・・・ 次回 虫歯 口内炎
口臭の最大の原因は歯磨き粉
http://ameblo.jp/muu8/entry-10205899018.html
毎日ニンニク食べても臭わず
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歯磨き粉なしで口臭が消える 読者事例
http://ameblo.jp/muu8/entry-10339084748.html