タケノコメバルの薄造り | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

野人の獲物

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でかいな・・ 40㎝ 1㎏
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ボーズの原人
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原人船長のドライスーツ  水入らない・・
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また 野人のマスクと足ヒレを持ち出した
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寒くて顔も硬直 まともに喋れない
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原人滞在の最終日、風は弱いが寒い。

原人は海に潜りたくてたまらなかった。

猪も鹿もむかごもムクの実もフユイチゴも食べまくり、あとは魚だけだ。

あれほど好きだった野菜はほとんど食わず、肉食人種に戻ったようだ。

新調した水も入らない「ドライスーツ」を試したくてたまらないようだ。

前回、クロダイを突き損なった丸いモリ先も鋭く砥いで来た。


風は冷たいが仕方ない、原人様に付き合った。

操船は最初から最後まで原人、野人は海上で留守番、見届け人だ。

浮いて来なかったらご両親に申しわけない。


先日の大雨で海は濁り透明度は悪いが原人は飛び込んだ。

船で待機中のやじんはヒマだから魚釣り。

釣り時間は30分ほどだったが、40センチ1kgの「タケノコメバル」を1匹釣りあげた。

水深は浅く6mくらいだな。

どうせ原人はボーズだろうが、昼ごはんはこれ一匹あれば十分だ。


1時間弱で原人は船に泳いで戻って来た。

出会いがしらに黒鯛に3度遭遇したようだが、ゴム引くのが間に合わず逃げられたらしい。

どん臭い原人はまだ「どこからでもかかってらっしゃ~い」という兵法の心構えが出来ていない。


「まだ・・やるか?」と言うと


寒くて・・・リタイヤ


操船して帰港中の原人の面の皮は海で冷えた上に寒風でこわばっていた。


めし・・じゃ
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早よ  さばけ
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厚めの薄造り
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原人の自給自足ランチは、タケノコメバルの薄造りと、アラと内臓を土鍋にすべて放り込んだ「炊き込みご飯」とスミイカのゲソとキクイモの天ぷらだった。

薄造りはしゃぶしゃぶにしたほうが良さそうな厚さだったが、フグよりも歯ごたえがあり味も濃厚、むーポン酢で美味しく頂いた。

壮快と言うかそれかい?と言うか、炊き込みご飯は「おぞましい」風貌だったがこれがまたたまらなく旨かった。


これにいくちゃんサラダと味噌汁の素朴な食事だったが大満足。

旨いものはそう多くいらない。


しげちゃんのりちゃんは休暇中、3人揃うまで原人は待ち切れず、席に着いた時には薄造りの半分は食った跡だった。


う~~む ・・

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イカとキクイモの天ぷらも原人が食った後で、野人といくちゃんの口には一切れほどしか入らなかった。


途中、海から帰って合流したのは、いつも猪をいただく友人兄弟だ。

マリーナの会員で、昨年は自宅へ原人も連れて行った、

原人のおぞましい釜めしは大好評、寒くて腹も減っていたようだから余計に旨かったろう。


前回もそうだったが・・・


原人は皆が食事を始める前も、片付けする時も・・


ひたすら黙々と食い続けていた。


絵になる



最後まで 黙々と食う原人 土鍋空っぽ・・
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フユイチゴの森 ひたすら食う原人
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