生命の仕組みのお話 3 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

栄養学も健康食品産業も「あれが足りない、これが不足」と前向きなプラス思考でアイデアと技術を駆使、産業活性に貢献しているが、地球上の生き物の食の本質から言えば、足りないものなどあろうはずがない


回りにいくらでもいる生き物達の生命の営みを見ればわかる。

何を食べ、どのような食物連鎖の仕組みが構築されているか、空気の次に必要な水の循環、すべての生き物の生命を育む大地と植物、それらの仕組みをすべて理解した専門家などいないが、専門家も指導者も持たない動物達は問題なく生きている


主食副食すべて前向きに手を加え立派な養殖加工食品を人は量産したが、成分を見て「生命の本質」を見ようとしない。


肉や脂肪や炭水化物中心の食事に違和感を覚え野菜果物に健康を求めたにもかかわらず、一向に健康問題が解決しないのは野菜果物を「大地の恵み」「自然の産物」と言葉で簡単に片付けたからだ。

仕組みが理解出来なければ、家畜のエサは口から、野菜は根から、どちらもまったく同じ養殖だということに気付くはずもない。

他の動物達が当たり前のように食べている自然界の植物や肉とはまったく異質のものだ。


肥料やエサで短期に生き物を膨張させればメタボになってしまう。

メタボからメタボが生まれるのは成るべくして成る道理で、穀物、肉、野菜、果物、すべてそうなら正常な食べ物を体に補給する機会は失われる。

食糧にメタボを望み、我が身や家族やペットにメタボを望まないのが人間。

個人差ですべてメタボになるはずもないが、生命は正常な生命が体に入らなければ生命を維持出来ない。


生命を司る中心は生命力、生命エネルギーとも言えるものであり、そこが無機と有機の最大の違いだ。

人間が作った無機な機械、コンピュータと違い自らの意思で形を作り育つのが生命。

生き物は育つのが当たり前というのが常識だが、何故、どのような仕組みで育つかが重要なのだ。


成長の原動力となっているのは明確な「意思」と「判断」であり、何処にそのような部署が組み込まれているのか、いまだ人には解明出来ない。

理由は、最先端の科学をもってしても「見えない」からであり、見えないから存在しないと言う道理は成り立たない。


人類は肉眼しかない古代から現代まで、虫メガネや顕微鏡を発明して次々と見えないものを発見したが、これで最後ではなくさらにミクロの世界へ踏み込んでいる。


続く・・



土質と土壌 メタボの矛盾1

http://ameblo.jp/muu8/entry-10507730825.html


土質と土壌 メタボの矛盾2

http://ameblo.jp/muu8/entry-10508072116.html


化学肥料も有機肥料も同じように地下水を汚染する

http://ameblo.jp/muu8/entry-10506952612.html