種子島まで行って来た研修生 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

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すぐ隣の滋賀県から研修生がやって来て三日間手伝ってくれたのだが、伊勢は近く遠かった。

何故かわからないのだが、はるか種子島まで協生農法の見学に行って来たらしい。

種子島では、昨年の秋やって来て味噌樽に泊まり込んで1週間滞在した男が協生農法に取り組んでいる。

とは言ってもまだ始めたばかりで協生野菜の「味見」は出来なかったようだ。

話をしてやっと事情がわかったらしく種子島からUターンしてここへやって来た。

まあ、何とも遠回りしたものだ。

飲食の仕事が長く、農業と言うより野菜の本質を探し求める旅だと言う。

1年間は職に就くつもりはなく、それまでの貯金を自分磨きの費用に充てている。

将来は飲食関係を希望、飲食業か食材販売業かは決めていない。

しげちゃんそっくりのヒゲを伸ばし、2人並ぶとややうっとうしくて花がない。

農園にハッサク運びに竹切りなど手伝い、昼はそろって賄い食、とにかく時間だけはたっぷりあるようだから頑張りなさいね。

種子島の隣の屋久島に野人は3年以上住んだが、すぐ隣には「口永良部島」がある。

野人の20代は船乗りで、鹿児島から奄美大島を結ぶ南西諸島、トカラ列島が航行海域で、不定航路船長として我が家の庭のように走り回り、八重山の小浜島にも赴任した。

ダイバー兼務だから口永良部島周辺にもタンクを持って調査で潜ったし何度か上陸もした。

その口永良部島から今月22日の野人講習会にやってくる20代の女性がいる。

一次産業を何とかしたいと志を持って今年の一月、関東から単身乗りこんで住み着いたのだが、成り立たない農業の仕組みを痛切に感じたようだ。

これからどうしたいのかはわからないが、出来るだけの話はしてあげよう。

一昨年のGWには沖縄の渡嘉敷島からも夫婦で講習にやって来た。

三重から遠く離れたこれらの島々からやって来る人達。

海の仕事ではなく陸の農法というのも面白い因縁だな。

漁師にはなっても畑だけは最後までやりたくなかった。

船がエンストして陸に座礁したような気分だ。

マリンインストラクターが今は・・

葉っぱエンストラクター・・・



種子島からやって来た男

http://ameblo.jp/muu8/entry-11074000498.html
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渡嘉敷島から 自然観察会

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巨大岩牡蠣 磯観察会

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東シナ海流61 夜の遭難 口永良部島

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東シナ海流62 床下の地鶏を丸ごと食う

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