マクロビオティックの盲点7 終章 | 野人エッセイす

野人エッセイす

森羅万象から見つめた食の本質とは

協生農法を考案、実験農園を作り、やがて野菜の配給を開始、先行して2人雇用したのは経費も労力もさほどかからない本来の素朴な路地栽培が農業として成り立ち、会社組織としても雇用が成り立つ事を証明する為だ。

そうすれば高齢者でも子供でも可能、機械もいらない農業として過疎化問題も解決、世界中に広まれば貧しい国でも雇用の幅が広がる。

量産機械化は人の労力を必要としないが、協生農法は機械を必要とせず人の頭脳と労力を必要として人の暮らしを成り立たせるものだ。

理論だけでなく、「地球と共に生きる」と言う明確な理念を持っている。

高齢化が進むなら、高齢者が最後まで元気で働ける仕組みを作るべきだろう。

じいちゃんが死んでバアちゃん1人でミカン業が出来ないなら出来るようにしてあげればいい、それは果樹でも茶でも野菜でも同じことが言える。

日本は食糧輸入どころか輸出が出来るほど豊かな環境を持っている。

大半は山国だがその山が重要であり、海も山も同時に復元するつもりだ。

それは機械や大量の肥料農薬を使い広大な平地を荒廃させる近代農法ではなく、恵まれた地の利である国土全域を使い、高齢者も若者も意欲が湧き未来に夢が持てる農業だ。

森羅万象の道理を見誤らなければ環境どころか健康問題も雇用問題も高齢化、過疎化問題もすべて解決する。

野人の意思は固く、確固たる道理もビジョンも細部に至るまで出来上がっている。

目からうんこ・・むーの列島復元論はまた近々紹介しよう。

テーマ農村活性理論や協生理論の応用に随分面白いことを書いて来たが、それを数百倍も上回る構想だから鼻から枝豆も出るだろう。


協生理論は、木や草や生き物すべて、つまり森羅万象の仕組みを最大限に活かし、最小限の力で目的を果たす物理学だ。

協生農法は農業に限られた理論だが、これは農産物だけでなく全ての産物、他にも多くの大切なものが無理なく得られる。

自然界の仕組みとは、健康、治癒力の仕組みとは、機械文明よりはるかに高度なこれらの複雑な物理方程式を説いた人はいない。

それを指摘する人もなく長期にわたって人の思いと言葉だけが先行している。

そこに気付けばマクロビオティックは新たな方向に向かうはずなのだがどうするかは野人が口出しすることでもない。

聞いた、習った、思うではなく、思考を中立に戻し、単純な野人理論の何処が間違っているか自らの頭であらためて考え、判断を下せば良いことだ。

間違いが見当たらなければマクロビの実践方法が間違っていることになる。

考え方は人それぞれと言うが、自然界の仕組みに人それぞれなどはない。

理念を実際の行動に移すと言うことは現実であり、道理がなければ目的が果たせることもない。

パーマカルチャーも理念は素晴らしいのだが理論と具体策がなく何十年経っても波及しない。

協生農法は物理的手法だが、その理念はパーマカルチャーと同じもの。

しかしその目的は明確で多様。

それで終わりではなくさらにそれをどのような目的でどのような方向へ持って行くかが重要だ。

オーガニックもその理念は悪くないし自然界の仕組みが理解出来れば道理にかなったやり方はある。

マクロビオティックも食材の組み合わせや食べ方だけでなく、植物の仕組みを学び、食材の本質に目を向ければ新たな世界が開けて来るだろう。

そうなった時に野人はどちらも応援したい。


おわり ・・



食の本質2 命あるもの

http://ameblo.jp/muu8/entry-10884584421.html

食の本質3  生命力とは

http://ameblo.jp/muu8/entry-10884617933.html


テーマ

農村活性ビジョン「開け村」

http://ameblo.jp/muu8/theme-10006876046.html

協生理論の応用

http://ameblo.jp/muu8/theme-10018813676.html



天のプラン ・・ 今 創るから 待ってなさい  ね 
野人エッセイす