原人と分け合う猪のアタマ | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

シカ腿肉

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ポチが食べる予定だった・・猪のアタマ
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ポチが食べる予定だった猪のスネ肉とホネ
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野人が食べる予定だった猪のハツとレバー
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遅い夕食準備
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奈良から持ち帰ったのは鹿肉の他に鹿のレバーと心臓、猪肉、猪のレバーと心臓、猪の骨一式だった。

猪の骨は野人の大好物でスープストックの旨味は国内随一、牛骨や豚骨も猪には及ばない。

エプロン姿のクッキングパパ原人の担当は鹿肉の仕分けと猪のアタマ、ほほ肉とタンを取った後は丸ごとスープにした。

鹿骨スープ、猪骨スープと作って味を比べたが、猪は白湯スープ、鹿は澄んだコンソメでどちらもそれぞれ味わい深いが旨味は猪のほうが勝る。

肉の仕分けが終わり、いくちゃんを交えて調理場での夕食は10時近かった。

メインディッシュは猪のあたま・・・

他に猪の焼き肉に鹿のレバ刺し、それにヤマイモかけご飯。

原人と分け合った猪のアタマは抜群に旨く、ほじくる指がとまらない。

原人のお気に入りは目玉で、これまで食べたものの中でダントツにパワフル、猛烈なエネルギーで失神しそうになったらしい。

原人は物理学者だがライフワークは生命エネルギー、初めてムー農園で野菜を食べた時に言った言葉は、「生命エネルギーの存在を初めて感じ、確信しました」・・・だった。

見える物理と見えない物理、見えないからと言って存在しないはずもない。

科学に不可欠な電子の形も人間には見えないが、人知に関係なく存在するから使いこなしているのだ。

同じように、心、魂が存在しないと言う人もいないだろう。

人が作った顕微鏡では見えないだけのことだ。

原人の脳ミソはなかなかいんようの法則でバランスがとれている。

この日は猪の脳ミソまで原人の太い指が入らず、リターンマッチは翌朝に持ち込まれた。

朝から猪の脳ミソ食うやついないだろうな・・

次の朝、大半は原人が食べ尽くし、野人は味見したが例えようのない摩訶不思議な旨味だった。

あえて言うなら・・ハナマルキのような味噌味。



デリンジャラス でぃぃなあ~~ドクロ


南無阿弥シシ・・ いただきます
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スープのダシガラまで食べてあげないとね 
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食うとこ・・ねえ 歯が立ってキバっとる 
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ガイコツの身・・よこせ 原人・・
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うめえ~な これ・・ アッタマる メラメラ

ポチの気持ちもわかる
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・・・  目    シシ硬直・・
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供養の為 猪の好物のヤマイモを胃袋に送り届ける

これを 懺悔の送り火・・いや 送りイモ・・と言う
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ごちそうさま  ポチ・・



原人物語 1 ムー・乱咲き四季舞

http://ameblo.jp/muu8/entry-10427496764.html

原人物語 2 武士道と学者道  (生命力の存在)

http://ameblo.jp/muu8/entry-10427569930.html