この半年で、農業に石灰や肥料や堆肥はまったく必要がなく、生食しても雑味のない立派なサイズの正常な野菜が問題なく育つことに確信を持った。
茶の木を剥いだ跡の畑の野菜に次いで、葛やキイチゴの跡地の今回のブッシュマントマトもそれを証明している。
前年まで化学肥料の田んぼだったむー農園の初年度は白菜やキャベツやトマトは出来ず、野菜は密生したがすべて小ぶりでレタス以外は標準サイズにまで育つ野菜はなかった。
2年目が過ぎて土中の余計な成分が激減したあたりから明らかに人参などの味も変わり、白菜やキャベツやブロッコリーも出来始め、それから年々パワーを増している。
むー農園だけでなく畑跡地の新農園、二見農園、住宅予定地だった大磯など、同じパターンで推移している。
例外が茶園とマリンビレッジの畑で、凄まじいパワーで市販野菜以上の大きさに育つ。
何の肥料を使ったのかと思われるほどだが、使っていないから巨大化してもエグ味がなく生食出来る。
表土構造も不十分、完全な協生とまでは言えない状況で、味は淡白気味でも細胞は健全。
木や竹のエネルギーを活用して野菜栽培が出来れば、耕起と言う名目の表土破壊に歯止めがかかるだけでなく野菜と果樹や有用植物を混生させることで「森」も復元出来る。
サトウキビ防風林の間の野菜畑に果樹、さらにフルーツ防風林を組み合わせることで野菜やサトウキビの生育も良くなり珊瑚の海も救われるはず。
風が当たらず、適度な木陰が野菜の生育に大きく影響することも間違いない。
茶園の野菜は茶の木が、マリンビレッジの畑はキイチゴが北西の強風を防いでいる。
過疎化した山間の村やビルの谷間など、この農法に適していると言えるだろう。
日照時間は半日以下で十分、午後からしか陽が当たらない野人事務所の前のミニ農園も成長が凄まじい。
やるべき実験はまだ山ほど残っているが、必ず完成させて見せる。
破壊され続ける表土を修復、世界から飢えを失くし、病んだ人類だけでなく家畜やペットをも病から救うことになるだろう。
http://ameblo.jp/muu8/entry-10792623750.html
植物からのメッセージ