ハナオクラの解毒剤 | 野人エッセイす

野人エッセイす

森羅万象から見つめた食の本質とは

野人エッセイす


野人エッセイす


オクラの仲間にハナオクラと言う植物がある。

トロアオイとも言い、花はオクラそっくりで食べられるが、オクラのような実は付かない。

先日紹介したハマボウの花も黄色いオクラの花に良く似ている。

このハナオクラの花の焼酎漬けがクラゲやオコゼなどの毒消しとなり、よく効くと言うのだ。

知る人ぞ知る、漁師も船には必需品と友人の市場の仲買人は言った。

確かに網を上げてクラゲやオコゼなどの毒魚に刺される度に医者へ行っていたら仕事にはならない、それはヒレに毒を持つ魚を扱う仲買人も同じだ。

一塗りで、痛くも痒くもなく腫れもせず仕事が続けられ、その実例も多いらしい。

「何故?」と聞いても誰もわからない。

まだたくさん漬けているからと、手持ちの小瓶を野人にくれた。


同じように昔から使われている秘薬を野人は作って常備していたことがある。

黒潮まで走る大半のカツオ釣り漁師が船に常備していたのが「電気クラゲの薬」だ。

学名「カツオノエボシ」と言う強烈な神経毒のクラゲで、高一のキャンプで刺されて悶絶したことがある。

クラゲには子供の頃から刺され慣れているが、こいつだけはどうにもならない。

作り方は似たようなもので、リパノーゼだったか忘れたが、その消毒液にカツオノエボシをたっぷりと漬けこんだものだった。

これがまたマムシ酒のごとく臭くてたまらんのだが、一発で痛みが止まる。

クラゲにはクラゲをもって、ムカデやハチにも通用するかもしれんな。

これらにハナオクラをミックスして作って試してみるか。

万能秘薬の名は・・「オクラハナミクスサー」・・

ついでに、子供の頃あまり効かなかったオシッコもちびっと入れて・・

オクラハナミクションにしよう。

やって来た読者がハチやムカデやクラゲの犠牲になったら・・

実験が楽しみだ。


ハナオクラ

野人エッセイす


オクラの花の画像

http://ameblo.jp/muu8/entry-10126838453.html



強烈 電気クラゲの猛毒

http://ameblo.jp/muu8/entry-10106142413.html

毒クラゲの見分け方

http://ameblo.jp/muu8/entry-10105357860.html

アカクラゲの毒刺の画像

http://ameblo.jp/muu8/entry-10578817657.html

ムカデの毒消しマニュアル

http://ameblo.jp/muu8/entry-10099073462.html

毒魚ハオコゼの画像

http://ameblo.jp/muu8/entry-10645043349.html

ゴジラを喰らう

http://ameblo.jp/muu8/entry-10421855904.html

オコゼの毒針画像と護身術

http://ameblo.jp/muu8/entry-10422316731.html

ハマボウ

野人エッセイす