自然界の仕組みを立体的に捉えた理論、書籍など世界にはないからこうして書いている。
解剖図のように、「こうなっている」・・とありのままに捉えただけで、何故そうなのか理を解いた生態物理学書はまったくない。
専門学者は溢れているが、自然界は人体同様パーツではないのだ。
このブログを通して野人が言っていることは、「こうでなければならない、こうしなさい」と言うことではなく、物事の本質から導き出した道理を説いている。
そこには「こうあってほしい」と言う野人の希望が込められているが、そうならなければ世の中は良くなることがないからだ。
電気、燃料、機器、すべての加工食品、それらの文明なくして暮らしは成り立たない。
野人も恩恵を受け、レトルト食品も食べるし、スーパーの野菜や果物も食べる。
添加物や着色料や残留農薬に神経を使うこともなく、加工食品と考えれば異議はない。
つまり健康志向でも菜食でもなく、ごく普通に暮らしている。
世界的な環境悪化、健康悪化の原因を無数の情報から分析、関連の薄いものから順に消去、主因となる根源を特定した。
道理から導かれた答えはどの分野から入っても「野菜」などの農作物に行き着く。
「野菜中心のバランスの良い食事、野菜不足を補う為にサプリ」ではなく、野菜そのものが原因で世界的な健康と環境の悪化を招いていると確信を持った。
世界でこのことは理を踏まえて誰も特定していないが、「原因」は必ずあり、他にそれに並ぶものは見当たらない。
そこに行き着いた思考の起点は幾つかあるが、単純な一例で示せば、現在ほど健康の象徴でもある野菜に恵まれた時代もなく、季節を問わずどんな野菜も手に入る。
にもかかわらずその普及と比例して健康と環境は急激に悪化している。
毎年発行される分厚い地球白書を始めとするあらゆる世界情報から、数年間いくら探しても先進国後進国問わず、他に共通の原因は見当たらないのだ。
地球白書にはその年の世界中のあらゆる情報データが詰まっている。
経済技術支援と称して近代農業はあらゆる国へ浸透しつつある。
一見、効率的に食糧を得られる農法も、維持出来ず荒廃、砂漠化へと向かう例が多い。
肥料による海の生態系破壊はグレートバリアリーフや南シナ海だけでなく、国内も深刻だ。
毎年何度も海に潜っていればいやでもそれがわかる。
原因は目に見える工業廃水ではなく、肥料分や洗剤などの目に見えない透明な農業生活廃水だ。
誰も悪気があってそうしたのではなく、その原因は「言葉と仕組み」のはき違えであり、仕組みを理で理解していないからに他ならない。
毎日洗剤で体や口内や衣服を洗う、土壌を壊して異物を投入する正当な道理など何処にもなく、メディアを通した販売会社の宣伝や、長年の習慣から生まれた農業の常識が悪化の原因とも言える。
続く・・
野人の思考回路 ベクトル
http://ameblo.jp/muu8/entry-10316861983.html
野人の思考回路Ⅱ ベクトルの応用
http://ameblo.jp/muu8/entry-10317119508.html
自然治癒力が発揮される条件
http://ameblo.jp/muu8/entry-10221576187.html
世界の食糧事情と健康 地球白書
http://ameblo.jp/muu8/entry-10107123285.html
地下水の低下と農業の行方 地球白書
http://ameblo.jp/muu8/entry-10107755933.html