子供の好き嫌いを尊重 1 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

子供の好き嫌いは親の悩みの種。

親の苦肉の策は子供の悩みの種。

どちらに軍配を上げるかと言うなら野人は迷わず子供だな。

子供の頃からその思いは変わらず、ここ数年でその理由に確信を持った。

好き嫌いなく偏食をなくそうとするのは世間の常識かも知れないが、その逆の非常識かもしれない。

親はおそらく一度もそのように考えた事はないだろうが、この機会に考えてみるのも良いのではなかろうか。

目からウロコの発見もあるだろう。

また野人がバカなことを・・と思う人もいるだろうが、「子供の神様」が野人にそう言え・・とそそのかすから仕方ない。

野人は子供の頃から自然界の道理で生きているのであって、人間の常識ではない。

道理とは理があるから道理、理が無ければただの道で、それはもう好きな道を選べばよい。

道に迷おうが、途中でうんこを踏もうが、誰も文句は言わない。

道に迷った時は自らの手でウンを掴むしかない。


子供の好き嫌いは間違いなく理に適っている。

どんな植物も虫も動物も例外なく本能を持って生まれる。

最初は親の保護が必要な動物もあるが、大半は一人で生きて行かなければならない。

誰に教わるわけでもなくエサは自ら選び、覚え、その習性も初めから記憶されている。

土中から生まれたカブトムシはミズスマシのように泳ごうとせずひたすら樹液を吸う。

教わらなくても空を上手に飛び、食べた事のない樹液にまっしぐらだ。

人間は彼らより劣り、その力はないのだろうか。


続く・・



薄れゆく医食同源

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