この活魚を千円で買ったら・・
これが おまけに付いた
友人の鳥羽の漁港の仲買にヒガンフグを2匹いただいた。
この彼岸フグがまた本当に旨いのだ。
久々に腕を振るったが調理はたいしたことはない。
皮を剥いて丸焼にするだけで、もう一匹は厚切りの刺身にしてしゃぶしゃぶだ。
フグ料理は薄造りの「てっさ」、鍋の「てっちり」が一般的だが、野人料理はこれ一辺倒。
荒っぽいが、見方を変えれば理に適ったダイナミックな調理法なのだ。
鍋も旨いが、これがフグの一番旨い食い方だと思っている。
脂がなくてこれほど旨い魚は他にはないからフグに人気が集まる。
ハモ同様に肉の旨味が濃いから、吸い物や鍋などの汁物に向いている。
鍋が中心だから冬がシーズンとなっているが、野人は季節に見境なく釣れたら食う。
塩焼きも独特の食感だが、厚切りのしゃぶしゃぶに至っては他にまったく類を見ない肉のような食感で、この旨さがヒジョーにたまらんのだよ。
暑いので、しゃぶしゃぶと言うよりさっと湯をくぐらせ表面が白変したら冷水にとりポン酢で食べた。
フグの味はよくわからないと言う人もこれを食えば感涙にむせぶこと間違いない。
ヒガンフグは漁獲量が少ないが養殖のトラフグよりははるかに美味しい。
フグの中では最も猛毒の部類でトラフグの比ではない。
この卵巣、肝臓は10g以下で致死量だ。
原則として危険すぎるから一般人はフグを調理して食ってはいけない。
食うなら自己責任において食いなさいと記されている。
一般人ではなく二般人の野人は、フグ調理師免許は持たないがすべてのフグに熟知、ほとんど食った・・
トラフグもそうだが、良型が釣れればクサフグとドクサバフグ以外は食う。
他にコモンフグ、アカメフグ、ショウサイフグ、マフグ、シマフグ、ヨリトフグ、カナフグ、サバフグなど片っ端から食っちまった。
同じフグにも個体差があり絶対安全はない。
何だか・・コーモンの辺りが・・痺れてきたような気もする。
最近は毒による腫れ癖がついているようだし・・・
もし明日からのブログが途絶えたら・・・
その時は、不遇ながら、天へ昇ったと記事はあきらめてくれ。