ナツメと雨蛙 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

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ずり落ちるなよ・・
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おい・・・ ケツ 向けるな・・
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ムー農園の野人ベッドの枕元の中国ナツメの木をアマガエルが住処にしている。

雨に日も風の日もこの木から動こうとしない。

ちっこいのから大きいのまで10匹以上はいるだろう。

葉は風にそよぎ、太陽に晒されているのだが、気持ち良さそうにしがみついている。

カメラを近づけても逃げようとはしないが、耳元で「おい・・」と言うと尻を向けるクセがある。

瞑想にふけっているアマガエルにとっては声をかけられるのは迷惑なようだ。

ある日、一枚の葉に2匹のアマガエルがいた。

上に乗っかり真っ最中だったので声はかけづらい。

じっと見ていたのだが、微動だにせず、しかも長すぎる・・・

メスの隙を見て素早く乗っかり、せかせか動いて、あっと言う間に去っていく猿とは随分違う。

アマガエルの謙虚な姿勢に感動して写真は控えた。

念の為言ってはおくが、真っ最中というのは皆が考えているようなあれではなく対話のことだ。アマガエルの繁殖期は春・・

しかし、何考えているんだろうな・・・長い間。

今度、目の前にエサ・・置いてみるか・・



ナツメの花
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野人ベッドのナツメ
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