7月に入り、これから海の季節だが、泳いで一番迷惑するのはクラゲだろう。
クラゲが好きと言う人もいないだろうが野人は嫌いではない。
小さい頃から夏は毎日のように刺され続け、痛みに慣れたわけではないが、あまり気にしなくなったのだ。
クラゲが怖くて何時間も裸で海には潜れない。
今では忍者みたいなアンドンクラゲの居場所や浮遊する糸を見分ける技も身に付けた。
技は名付けて・・「いとをかし」・・と言う。
上陸磯遊びに来ることがあれば伝授してあげよう。
一般的なクラゲはトコロテンみたいな半透明の「ミズクラゲ」だが、これは無害だ。
よく見ればわかるが短いトコロテンの足はあっても糸は引いていない。
クラゲは糸に触れるとジャックナイフみたいに毒刺が飛びだす仕掛けになっているが、糸がなければその心配はまったくない。
クラゲは見当たらなくても浮遊する糸に触れれば刺されるので要注意だ。
すぐにわかるのがこのアカクラゲで、茶色っぽいようなパラソル模様になっている。
糸もやや赤みがあり、たまに釣り仕掛けに引っ掛かって来るから面倒だ。
厚みのある手のひらは大丈夫だが、手の甲や腕は刺されるとみみず腫れだ。
詳しくはテーマ「森羅万象の護身術」に書いてあるので参考に。
毒クラゲの見分け方