活きた紋甲イカが手に入った。甲イカには数種あるがこのイカの学名は「スミイカ」だ。
身はマリンビレッジの炭火焼用として肝数匹分とゲソ一匹分を持ち帰った。
今夜はこれで肝パスタを作ろう。
きっと旨いだろう、いや・・必ず旨い。
野人の頭には食い知恵が閃いている。
スルメイカと違って甲イカ類の肝は小さいが今回は量がたっぷりだ。
鮮度の良いスルメイカが手に入れば一匹で十分だ。
鮮度抜群の肝に塩をまぶし20分ほど置いて水分と臭みを抜く。
これをすり鉢で潰して味噌、味醂、砂糖、酒、たっぷりのネギと共にフライパンで炒める。
ゲソは生でも良いが、さっと湯通しして冷水にとり、半生状態で使う。
茹でたての熱いパスタに刻んだイカを乗せて熱いネギ肝味噌をかけ、ギンナンを乗せて庭のイタリアンパセリとレタスを散らして出来上がり。
半生スミイカの甘味とギンナンのほろ苦みが肝のコクとよく合っている。
パスタとイカ刺しと「ぬた」とサラダを同時に食べているようなものだ。
消化酵素も豊富で精も付きそうな野人の「健康強精パスタ」
味噌が飽きたらバターとレモン、塩胡椒、ハーブなどで肝ソースにしても良い。
イカスミパスタよりイカ肝パスタのほうがはるかに旨い事は保証する。
しかしこれ・・我ながら非常に旨イカな?
キモち良くて・・快肝ぞう・・