ニュースでやっていたが、これが新たな治療法らしい。
アレルギー食品を避け続けていた人が積極的に食べるほうに転じたようだ。
それでアレルギー反応を抑えると言うが、なかなか良いのではなかろうか。
全国数か所の病院で取り組み、効果も出ているらしい。タマゴにも負けず、ピーナツにも負けず頑張っている。
野人は鎮痛剤や、防腐剤が多いコンビニのタマゴサンドや、古く酸化した油脂を食べるとジンマシンが出るが、飲食店のタマゴサンドは出ない。
しかしそれらには慣れて耐えるようにしたいとは思わない。
良くないから体が拒否しているのだからこんな便利なセンサーはないのだ。
今はひたすら逃げる性格だが、かっては決して逃げることがなかった
困難にも災難にも立ち向かうのが趣味だった頃、釣ってきた新鮮なサバを刺身で食って、1時間後から猛烈な腹痛と嘔吐に見舞われた。
生まれて初めて味わう強烈な苦しみと脂汗に何とか這って冷蔵庫にたどり着いた。
そして・・翌日の分にとっておいたサバの半身を取り出し、そのまま醤油をかけて・・かぶりつき飲み込んだ。
そして押し寄せる嘔吐感に耐え、吐かないようひたすら口を真一文字に・・毒には毒を持って制す・・を実践した。
翌日・・這って近くの医者へ行った。
このままでは死ぬ・・と思ったから~
看てくれたのは70をとうに超えた知人のスケベな医者だった。いつも看護婦の尻を撫でて頭を張られている。
異次元への旅立ちが近いそのヤブ医者が言った。
「あ・・バカだねえ~~ あははは~やはり バカだったなあ~~」と親しみを込めて言った。
「はよ何とかせんかクソじじい・・」と言うと、例によってまた太い注射を。
とにかく患者にも、患者でない女性にも、太い注射するのが趣味だった。
アレルギーの話が、太い注射の話になってしまったが、近年は薬剤や健康食品も氾濫、過度な除菌に衛生など過保護になりつつある。
免疫や治癒力が薄れ、未来はますますそれに拍車がかかることだろう。