谷を埋め尽くすマタタビ | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

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4月にマタタビの芽吹きを、5月にはマタタビの葉の白変を紹介したが、今は最盛期で谷を埋め尽くしている。花期も終わりメス木には小さな実が鈴なりだ。花期には雌雄が簡単に見分けられる。キウイも原種のサルナシも同じマタタビ科で見分け方はまったく同じだ。どれも小さな梅に似た花を咲かせるが、メスは花の中心に緑色の玉がありオスはオシベだけで膨らみも無い。いつまで経っても実が成らないキウイはそうやって判別すれば良い。

湿気のある谷のマタタビは繁殖力旺盛で、ツルを伸ばして勢力圏を広げている。マタタビに勝てるのはクズくらいだ。これだけ埋め尽くされれば入るのも躊躇してしまう。さぞかしマムシも多いことだろう。来月くらい潜ってみるか・・・マタタビもマムシもザクザク、濡れ手にアワ!両方酒に漬けたら・・マタムシ酒。さぞかし効くだろう。

マタタビの量からして、オス猫も陶酔、さらに中毒になって悶絶、一度入ると二度と帰って来ない桃源郷だ。



5月の記事 猫にマタタビの白化粧始まる

http://ameblo.jp/muu8/entry-10265328900.html