野人の詩 路傍のレタス | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

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お~・・レタス 一人ぼっちのレタス・・



何て君は健気だ この真冬に そんな道端で・・



草に埋もれて 仲間もいない



硬く 冷たい土で よく頑張ったね



ずっとこのまま 君を見守っているよ



君には指一本触れさせはしない




そう言って・・レタスに別れを告げた

背後から レタスが 答えてくれた

「疲れたす・・お先 真っサラダ・・」

「ボクを食べて・・」



・・・・  ・・・・・

「は~~い! いただきまあ~す」