今夜はヤマウドの天ぷら! | 野人エッセイす

野人エッセイす

森羅万象から見つめた食の本質とは

農園ではヤマウドが最盛期、30株あるヤマウドを採ってもじゃんじゃん生えてくる。もみ殻をかさ上げして白くする事も出来るが放任している。根元の部分だけで生食は十分だ。旨いのは次々に出てくる柔らかい「新芽」だ。天ぷらでもおひたしでもいける。大きくなってからも枝先に突く柔らかい穂は初夏まで天ぷらで食べられる。ウドの大木と言うくらいすぐに大きくなり、適当に木陰を作るので下にはパセリ、イタリアンパセリ、コリアンダー、ミント類などを自生させている。共生、群生、混生が基本のピラミッド農法は自然界のバランスがとれて、パセリも虫にやられない。日陰を作るウドも使えて一石二鳥だ。