muu's note -3ページ目

デイヴィッド・コパフィールド / ディケンズ


37/100

何気なく読み始めたが、まさか500ページの文庫本×5冊もあるとは。。
「ディケンズの作品は思想がなく、個性豊かな登場人物達の描写が魅力」
という評が一般的なんだけど、ほんとにその通り。漫画的。
ミコーバー氏の手紙は登場する度に笑ったなあ

2012-07-03 01:32:31 Twitter


掏摸 / 中村文則


82/100

素晴らしい大名作!
以前ここで同作者の「土の中の子供」をボロクソに貶したが、
「幼少時代の虐待」みたいな幼稚な次元から
わずか数年で大きく飛躍している。
花火大会で、スリ仲間である友人の動きに魅了され、
「その人生の美のひとつ」と感じる主人公の心理。
これこそ表現の持つ力

2012-06-17 11:37:05 Twitterより


土の中の子ども / 中村文則


5/100

久しぶりに日本人の小説読んだけどやっぱつまんねえな。
「幼少時代に受けた虐待」とか「家庭内暴力」とか、
いかにもセンスない日本人作家が使いそうな幼稚な設定、詰めが甘い。
いくら文章力が高くても着地地点はたかが知れてる。
出だしの文章が素晴らしかっただけに残念

2012-06-05 22:47:56 Twitterより

ジュスチーヌあるいは美徳の不幸 / マルキ・ドゥ・サド


91/100

この作品に、もっと早く出会いたかった。
悪徳と美徳の境界を突き詰めた文学の歴史が、
その輪郭がようやく一つの線で繋がり始めた。
サド、バルザック、ドストエフスキー、ゾラ、
フォークナー、ガルシアマルケス、大江健三郎。

2012-05-13 06:01:00 Twitterより


Nana(ナナ) / エミール・ゾラ


83/100

多角的すぎる表現に圧巻。。
前々作「居酒屋」では主人公ジェルヴェーズの生涯、
という体裁をとっていたが、この作品に至って
主人公のナナは「装置」としての色合いが強い。
それは三島由起夫「金閣寺」の養賢が夢見た、
全てを「同一の条件かに押しつぶしてしまう圧搾機」を思わせる

2012-05-01 01:48:17 Twitterより