適正な太鼓 その1 | 『あなすずねっと』

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すずめ踊りにとって適正な太鼓とは

 

すずめ踊りの太鼓のパートとして

小太鼓・大太鼓 一部 中太鼓

があります。

これは音(高低)とリズムの違いで

振り分けられています。

 

ただ、太鼓には色々な種類があって

例えば「大太鼓が欲しい」と言われても

どんな大きさでどんな音で、、、

選択の条件はしっかり持っておかないと

太鼓屋などは困るものです。

 

今でも安い太鼓を求めて

ネットで探したり安い店を探したりと

それはいいんですが、入手して

音を出してみると、見た目大きい太鼓でも

低音が出ないから何か変ショボーンとか

小太鼓だけど音がパーンとこないえーんとか

 

そこで解説

 

まず小太鼓パートは「きざみ」と言われ

高音でパーンとしています。

それに対応するのは皮の直径が30~35cm

の締め太鼓。結構きつめに締めないと

きざみになりません。

そのため容易に高い音にチューニング

可能な金具式のものもあります(舞台用)。

その他桶胴タイプもあり

こちらは皮の直径が30~40cmの範囲です

 

 

ただ、ここにも適正な皮があります。

ロープの締め太鼓は中厚で牛

金具式は厚めの牛

桶胴タイプは薄めの牛か馬

これですずめらしい音を作れます。

 

次回はその他の太鼓について

解説します。