「もし徳」を読んでみた | エメラルド

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ビジネス小説「もしも徳川家康が総理大臣になったら」を読了した。

 

 

これ、歴史本のコーナーに置いてあったんだよね。

だから、発売当初から存在は知っていた。

しかし、ビジネス小説って言ってるし。

厚いし重いし。

家康だし。

読んでみようとは思わなかった。

 

しかし、去年コミックスを発見したのよね。

ほぅ、漫画化されていたのか。

 

 

思わず買って読んだら、おもしろかった。

それから、コミックスを買い続けて。

いつか小説も読んでみようと思ってはいたのだけど。

なかなか手が出なくて。

でも、映画にもなるそうだし。

思い切って、読んでみることにした。

 

これ、すごいよね。

一般的にはそんなにメジャーじゃない人も。

ちゃんと、その事績を評価してる。

歴史の新たな解釈というか。

そうか、そういう見方もあるなという気づき。

問題提起と方法論。

実際にはかなり危ういところもあるんじゃないかなぁと思う部分もあったけど。

でも、かなり納得する部分があって。

そして、胸熱な展開もあり。

おもしろかった。

 

やはり、マンガの方は大分アレンジされてるのよね。

甦った偉人もちょいと違う。

そうね、政宗公とか・・・

私、何で伊達政宗が防衛大臣なんだろうと思ってたんだけど。

原作では、北条時宗だったのよね。

それなら納得できる。

でも、コミックスの4巻は政宗公が主人公みたいなもんだし。

あれはあれで、おもしろかったよ。

(納得できない部分もあったけどなっ)

 

多分、マンガの方は、わかりやすい偉人を出して。

新たな問題提起というか、身近なテーマにして物語を続けているんじゃないかなぁ。

原作の方は、謎解きの部分もあって、その結論に向かって突き進んでいったけど。

この内閣では、こんな問題も扱っていたんじゃないかなぁという。

いわばスピンオフみたいな感じで楽しめるのではないかと。

 

こうなると、映画が心配になってきたりして。

かなりいい役者さんをそろえているんだけど。

(竹中直人と山本耕史に期待っ💖)

一体、どこまで描くつもりなんだろう?

どう描くつもりなんだろう?

甦る偉人が、やっぱり一般受けしそうな人を持ってきてて。

え、あの人出さないんかい?!

どーするつもりよっむかっ

と、かなり心配になってきてる。

 

 

もしもこの映画がウケたら、続編もつくりたいだろう。

(それこそ、コミックス版のスピンオフみたいな)

だから、最後まではやらないような気がするんだ。

でも、あの問題は扱うのかな。

あれは、相手があることだし、できるのかな。

あの人、あんなキャラじゃないでしょと。

やっぱり不安。

とにかく、ただ単におもしろおかしいだけの話にはしてほしくないのよね。

 

公開は、7月26日。

映画館で見てくるつもり。

もちろん、ガッチャード&ブンブンジャーの後にね。

 

そして、原作がおもしろかったので。

この作者の別の小説。

 

 

 

これらも読んでみたいなーと思っているところです。