何を今さらだけど。
半端になってた「どうする家康」の最終回を見ながら思ったことの続き。
あくまで私が思ったことです。
話、脱線しがちです。
かつてこれほど壮絶な山里曲輪があったろうか。
秀頼公が自刃して、治長殿が介錯して、淀殿が涙して。
そんな構図が定番で。
確かに、そのとおりの展開ではあるけれど。
秀頼の介錯遅いよー。
あんなに苦しんで血まみれになって。
ある意味、正式な作法だわ。
それに、母上に伝えたい言葉があった。
多分、自分が乱世の亡霊とともに逝くから、母上には穏やかな老後を生きてほしかったのではないか。
それは、確かに淀殿にも伝わっていたとは思うけど・・・
とにかく、秀頼さまは立派な武将だった。
決して、デブのボンクラではない。
千姫ちゃんの嘆願も、鬼気迫るものがあった。
こんな必死な千姫ちゃんも、あまり見ないよね。
単なる悲劇のヒロインではなく。
乱世に生きる女性として。
あくまで、豊臣の家妻でありたかった。
その主張が、逆に徳川に危機感を抱かせてしまってるのが、悲しいね。
次々と自刃する家臣たち。
多分、毛利勝永殿もこの中にいる。
大谷息子さんも、せっかく生き延びたのにね。
燃え盛る炎。
治長殿が介錯したのは一人しか映らなかったけど。
ほかの皆さんは、苦しまずに逝けたのかなぁ。
みんなの自刃をはっきり描いているのも、凄い。
ここでも気になるのは、真田家のこと。
そうだ、この凄惨な現場に、信繁さまの長男、大助くんがいたはずなのだ。
まだ若いのだからと城を出ることを勧められたけど、断ったとか。
信繁父上に殉じたんだろうな。
それとも、大好きな昌幸爺さまかしら?
まだ中高生ぐらいのお年頃。
できることなら、私もここに付き添ってあげたかった。
(この前は、信繁さまと一緒に突撃したいって言ってたのに)
淀殿・・・いや、茶々さま。
あなたは、乱世そのものだったね。
あなたの主張は、ある意味現代へのアンチテーゼ。
それは、確かにそうなのだけど。
やっぱり私は、戦はいやだよ。
平和ボケだろうと何だろうと、戦のない世の中であってほしいよ。
炎の中に散った茶々さまは美しい。
彼女には彼女の矜持がある。
後世、悪女と忌み嫌われるけれど。
それは、徳川史観がもたらしたものだと思う。
今作の茶々さまも、私の考える茶々さまとはちょっと違うところもあるのだけれど。
でも、これはこれでいい。
茶々さま、見事です。
平和な世がやってきて。
春日局が神の君を語る。
小四郎の天海さん、すごくいいよ。
やはり老けメイクの天才がいるのだな。
事前の報道で、小栗くんが天海役と発表されて。
ネタバレすんなよぉと思ったけど。
これ、言われなきゃ誰だかわかんないから、発表されてよかったよ。
吾妻鏡と源氏物語を手に頼朝を語る老小四郎。
これこれ、こういう演出がすごく好き。
天海役を小栗くんにやらせた真骨頂だな。
源氏物語は夕顔の巻だったけど。
これも何か伏線があるのだろうか?
最後は、時間延長しての鯉話(こいばな)と海老すくい。
これね、賛否あるだろうけど。
私は、あって正解だと思いますよ。
瀬名ちゃんと信康くんがお迎えに来て、見せてくれた夢。
辞世の句ともリンクして。
これ、すごーく上手いなぁと思った。
東京タワーまで現れて。
そうだね。
殿と瀬名ちゃんが夢見たのは、まさに現代の日本。
茶々さまは否定するかもしれないけど。
この平和な日本が、やっぱり一番だと思うの。
どうする家康、おもしろかったよ。
史実がどーのこーのと否定する輩もいるけど。
研究が進めば、史実はどんどん新しくなっていく。
今川義元、今川氏真、瀬名、小早川秀明、市、茶々、豊臣秀頼。
新しい一面が描かれて、うれしかったな。
私は、嵐とか微塵も興味はないけれど。
松潤家康、よかったと思うよ。
老けメイクのプロもすごいけど。
その演技力もすごかったと思うの。
重鎮はもちろん。
若手もみんな、演技すごかった。
やはり大河ドラマはおもしろい。
来年の「光る君へ」も楽しみにしておりまする。
(私は、あの時代も好きなのよー)