どうする雑感 ② | エメラルド

エメラルド

好きなことや日々の雑感を書き綴ってます

何を今さらだけど。

半端になってた「どうする家康」の最終回を見ながら思ったことの続き。

あくまで私が思ったことです。

話、脱線しがちです。

 

かつてこれほど壮絶な山里曲輪があったろうか。

秀頼公が自刃して、治長殿が介錯して、淀殿が涙して。

そんな構図が定番で。

確かに、そのとおりの展開ではあるけれど。

秀頼の介錯遅いよー。

あんなに苦しんで血まみれになって。

ある意味、正式な作法だわ。

それに、母上に伝えたい言葉があった。

多分、自分が乱世の亡霊とともに逝くから、母上には穏やかな老後を生きてほしかったのではないか。

それは、確かに淀殿にも伝わっていたとは思うけど・・・

とにかく、秀頼さまは立派な武将だった。

決して、デブのボンクラではない。

 

千姫ちゃんの嘆願も、鬼気迫るものがあった。

こんな必死な千姫ちゃんも、あまり見ないよね。

単なる悲劇のヒロインではなく。

乱世に生きる女性として。

あくまで、豊臣の家妻でありたかった。

その主張が、逆に徳川に危機感を抱かせてしまってるのが、悲しいね。

 

次々と自刃する家臣たち。

多分、毛利勝永殿もこの中にいる。

大谷息子さんも、せっかく生き延びたのにね。

燃え盛る炎。

治長殿が介錯したのは一人しか映らなかったけど。

ほかの皆さんは、苦しまずに逝けたのかなぁ。

みんなの自刃をはっきり描いているのも、凄い。

 

ここでも気になるのは、真田家のこと。

そうだ、この凄惨な現場に、信繁さまの長男、大助くんがいたはずなのだ。

まだ若いのだからと城を出ることを勧められたけど、断ったとか。

信繁父上に殉じたんだろうな。

それとも、大好きな昌幸爺さまかしら?

まだ中高生ぐらいのお年頃。

できることなら、私もここに付き添ってあげたかった。

(この前は、信繁さまと一緒に突撃したいって言ってたのに)

 

淀殿・・・いや、茶々さま。

あなたは、乱世そのものだったね。

あなたの主張は、ある意味現代へのアンチテーゼ。

それは、確かにそうなのだけど。

やっぱり私は、戦はいやだよ。

平和ボケだろうと何だろうと、戦のない世の中であってほしいよ。

 

炎の中に散った茶々さまは美しい。

彼女には彼女の矜持がある。

後世、悪女と忌み嫌われるけれど。

それは、徳川史観がもたらしたものだと思う。

今作の茶々さまも、私の考える茶々さまとはちょっと違うところもあるのだけれど。

でも、これはこれでいい。

茶々さま、見事です。

 

平和な世がやってきて。

春日局が神の君を語る。

小四郎の天海さん、すごくいいよ。

やはり老けメイクの天才がいるのだな。

事前の報道で、小栗くんが天海役と発表されて。

ネタバレすんなよぉと思ったけど。

これ、言われなきゃ誰だかわかんないから、発表されてよかったよ。

 

吾妻鏡と源氏物語を手に頼朝を語る老小四郎。

これこれ、こういう演出がすごく好き。

天海役を小栗くんにやらせた真骨頂だな。

源氏物語は夕顔の巻だったけど。

これも何か伏線があるのだろうか?

 

最後は、時間延長しての鯉話(こいばな)と海老すくい。

これね、賛否あるだろうけど。

私は、あって正解だと思いますよ。

瀬名ちゃんと信康くんがお迎えに来て、見せてくれた夢。

辞世の句ともリンクして。

これ、すごーく上手いなぁと思った。

 

東京タワーまで現れて。

そうだね。

殿と瀬名ちゃんが夢見たのは、まさに現代の日本。

茶々さまは否定するかもしれないけど。

この平和な日本が、やっぱり一番だと思うの。

 

どうする家康、おもしろかったよ。

史実がどーのこーのと否定する輩もいるけど。

研究が進めば、史実はどんどん新しくなっていく。

今川義元、今川氏真、瀬名、小早川秀明、市、茶々、豊臣秀頼。

新しい一面が描かれて、うれしかったな。

 

私は、嵐とか微塵も興味はないけれど。

松潤家康、よかったと思うよ。

老けメイクのプロもすごいけど。

その演技力もすごかったと思うの。

重鎮はもちろん。

若手もみんな、演技すごかった。

 

やはり大河ドラマはおもしろい。

来年の「光る君へ」も楽しみにしておりまする。

(私は、あの時代も好きなのよー)