もう金曜日だけど。
火曜日は、NHKの「大奥2」の最終回だった。
江戸時代には余り興味のない私なのだけど。
特に、「大奥」という特殊な世界は敬遠してるんだけど。
これは、おもしろかったなぁ。
男女が逆転してることで、見えてくるものがある。
改めて考えさせられることもある。
そして、男女にかかわらず、ひたむきに生きる人々の有様に心動かされる。
そもそも、普通の時代劇じゃなくて。
ある意味ファンタジー。
でも、実際の歴史以上に歴史らしかったというか。
実際はこっちが正史だったんじゃない?なんて思えた。
「大奥」とは関係ない話になっちゃうけど。
歴史は勝者のものというか。
記録とか逸話って、全てが正しいわけじゃないでしょ。
書いた人の主観とか入っちゃうでしょ。
それをまた後世の作家さんとかが脚色しちゃうでしょ。
結果、それを史実と信じ込んでる人がいっぱいいるけど。
ほんとのことなんて誰もわかんないじゃない。
大河ドラマを「史実と違う」とか文句言う人がいるけど。
それこそナンセンスというか。
一方的な見方しかできないなんて気の毒ねって気がするよ。
歴史の世界も日々アップデートされているのだ。
今まで信じ込んでた説が全然違ったりすることもあるのだ。
だから、「大奥」の最後で、大奥の記録である「没日録」が燃やされて。
歴代将軍は皆男だったと歴史が書き換えられるのを見て。
ああ、これと同じようなことは実際の歴史でもあったんだろうなと、つくづく思った。
生き残った勝者が書き記した歴史に、とりこぼされた者、消された者はきっとたくさんいるんだろうな。
暗愚だったり悪人扱いされてしまった人もいるんだろうな。
そんなことまでいろいろ考えさせられた「大奥」。
考えなくても。
物語としてもとてもおもしろかったよ。
良作に巡りあえるのは、幸せだね。