この本によると――
故郷仙台に麗々しく降臨せしウォズこと渡邊圭祐さん。
ウォズの帰還 1
ウォズの帰還 2
対面前後は気持ちが上の空になっちゃって、一層あやふやな記憶しかないのだけれど。
後から思ったことなどを含め、私の記憶なのであてにはならないことを強調しつつ。
その場に行けた私の幸せな思い出の記録。
手指をしっかり消毒したら、対面の場は目前。
衝立の向こうから、なんとなく賑やかな話し声が聞こえて。
今思えば、ファンの方と会話してたんだろうな。
つまり、話す余裕があるということなのだけど。
その時の私は、そこまで思い至ることはなかった。
ついに私の前の人が呼ばれて衝立の中に入っていく。
つられて、うっかり私もついてってしまい、スタッフの方に押さえられてしまった。
変な人と思われちゃったかもしれない。
そのくらい、もう頭が混乱している。
衝立には、黒ウォズ、白ウォズそれぞれのポーズ写真が貼ってある。
どっちのポーズか選べるのだ。
スタッフの方に、「黒にしますか?白にしますか?」と聞かれ。
そこは迷わず「黒で」と答える黒ウォズファンの私。
でも、気持ち的にはどっちのポーズもかっこよかったし、どっちのポーズでもよかった。
順番が来てしまった。
逃げたい…
ついに、衝立の中に招き入れられる私。
あああ、目の前にウォズさんが。
ほ、細い!
半田さんも細いって思ったけど。
まぁ、テレビで見る人に実際会うと、みんな細っ!と思うけど。
ウォズさん、その誰よりも細く見えるよ。
ゲイツが飛びついたら、ぽっきり折れそうだよ。
儚く消えてしまいそうで、心配になるよ。
しかし、紛れもなくそこに存在してるウォズ
目の前に佇むのは、衣装こそ違えど紛れもなくウォズ。
ああああ「我が魔王」って言って跪きたい。
(↑それ、逆では?)
もう、思考は完全停止。
自分の行動が自分でもわからない。
衝立の中には、人がいっぱいいた印象がある。
(実際どうだったかはわからない)
携帯をスタッフの方に渡し。
促されてから行ったのか。
指示される前に自分で行ってしまったのか。
「コンニチハ、ヨロシクオネガイシマス」
などと言いながら、彼の前に立つ私。
「黒でお願いします」とスタッフの声。
私の後ろで彼は、きっと黒ウォズのポーズをしているのだろう。
それを確認する余裕もなく、ぎこちなく黒ウォズポーズしてる私。
顔が引きつって、能面みたいな私。
ま、それはいつものことか。
撮影が終わって、握手。
手、小さい・・・
何となく、そんな気がした。
いや、私の気のせいかもしれない。
温かかったのか、冷たかったのか。
それすら感じる余裕もない。
もう、心が破裂しそうじゃ。
「アリガトウゴザイマス」
そそくさと立ち去ろうとする私。
え、もういいの?何かしゃべらないの?というような、彼の問いかける眼差しが見えたけれど。
「次の方~」と呼んでるスタッフの声。
私は、振り切るように立ち去った。
うわーうわーうわー![]()
何も話せんかった・・・
あ、せっかく持ってきた食玩ウォズ、出すの忘れた。
何も言ってもらえなかった・・・
いや、違う。
「コンニチハ」には「こんにちは」と、「アリガトウ」には「ありがとう」と、何か言葉をかけてくれてはいたはず。
しかし、何一つ覚えてない。
彼の声も言葉も、何一つ私に届いていない。
ただ、あの問いかけるような眼差しだけ覚えてる。
ああ、もう一度やり直したい。
どうして私は整理券を二枚買わなかったのだろろうか?
周りの人の会話を聞いてると、何回も並びなおすつもりの方々はたくさんんいるようだぞ。
係りの人の説明でも、「複数枚の券をお持ちの方は、その都度最後列に並びなおして」と言っていた。
学習しろよ私。
こんな気持ちになることは、わかりきってるではないか。
飛彩先生と握手したとき、あんまり楽しくて、そして心残りがあって。
終わったその足でレジに向かい、改めて整理券を買った。
(あの時は、写真集三冊で一回だった)
そうだ、今回も改めて二冊買ってしまおう!
今度は白ウォズポーズだ、当然だ。
そう決意した私は、行列のところのスタッフに、もう一度買って並びたい旨を申し出た。
「予約はしていないんですよね・・・当日券が出るかどうかは、未定なんですよ」
ということは、少し待てば当日券が出るかもしれないのだな。
私は、しばし待つことにした。
改めて、この本屋さんの中を回ってみる。
おお、特撮関係の本もいろいろあるな。
ああっジュウオウジャーの黄色の写真集、しかもサイン入りが売ってるではないかっ!
黄色、写真集出してたんだ。
今、何してるのかな・・・
ほ、欲しいっ!
でも、私はウォズ写真集をもう二冊買わねばならぬかもしれないのよ。
「好きだったよ、レオ」と、南羽翔平写真集に別れを告げた。
(↑傍から見たらアブない人)
階段のところに待機させられていた300番以降の人たちも、店内の行列に誘導されているようだ。
最終的に、何番まであるのかな。
一体何人並んでいるんだろう?
不安になってきて、先ほどとは違うスタッフに声をかけてみた。
「本日は、当日券の予定はありません」とのこと。
あああ、無理だったか。
だから、最初から複数枚頼んでいれば・・・
白ウォズポーズも撮りたかった。
もうちょっと何か気の利いたことしゃべりたかった。
彼が何と言うか記憶したかった。
でも、当日券がないのでは仕方ない。
私は、足早にエスカレーターを降りた。
(また道に迷いながら駅に戻った)
後日、ネットで検索してみると、みんな結構いろいろしゃべってるみたいね。
持ち時間は、一人数秒だよね。
剛くんの握手会なんかでも、大体そんな感じだけど。
しゃべる気になれば、それなりにしゃべれるもんだよね。
貴重な数秒に、私はなぜ何も言えなかったのか。
なぜ彼の言葉が聞こえてないのか。
だから、整理券を二枚買っていれば・・・
悔いは募る。
そして、Tシャツのお渡し握手会に行きたくなってる私。
いやいやいや、9月は遠征続きだから、それで10月のファイナルあきらめたぐらいなんで、そもそも無理。
それに、これのチケット、オンラインチケットなのだ。
スマホでしか買えないのだ。
ああ、ついにこんな恐れていた事態が発生したわ。
今後私は、アナログなイベントにしか参加できなくなるのかも。
それはさておき、東京まで会いに行きたいとか思っちゃってる私。
そして、昨日届いた逢魔降臨暦型CDBOXを聞きながら。
彼の歌がすっごくうまいことに感動してる私がいる。
祝え!これはもはや、渡邊圭祐ファン誕生の瞬間である。
悔いもあれど気持ちは幸せな、渡邊圭祐さんの仙台凱旋レポでありました。
完
