三日月を追いかけて・瑞鳳殿発掘話編 | エメラルド

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昨日、楽しい予定と書いてたことの一つは、鎧武の映画だった。

本日公開なので、久しぶりに初日の初回に見に行こうと思っていたのだ。

(今日はダンナが出勤の日なので、夕方までは自由にできると思ってた)

しかし、朝になったらまたダンナがいろいろと不調になって。

結局、仕事休んじゃったのよね。

そんなこんなの諸事情で、行けなくなってしまった。


しかし、今日はもう一つ予定が入っているのだ。

ダンナとしては、いい気分じゃなかったかもしれないけど。

午後からのそっちの予定は、何とか行くことができた。


今日は某所で、某会の総会があった。

いや、別に伏字にする必要もないのかもしれないけど。

万が一関係者が見てたら嫌だから・・・

(とか言いながら、レポ書いたらバレちゃうかもしれないけど)


自称真田家家来の私ですけど。

一応、伊達家の勉強会みたいなもんにも入ってるんですよ。

ほとんど幽霊会員状態なんですけどね。

(組の追っかけ優先なので、あまり出かけられない)


で、本日は伊達家の御子孫の講演ということで。

組の出陣はないし。

土曜日だからダンナ出勤だし(の予定だった)。

何より、聞いてみたかったからね。

ともかく、行ってきたわけです。


いつもの土曜日よりも早めに昼食を出して。

さりげなーくおめかししつつ。

(伊達家なのに赤備え)

「歴史の講演会を聞きに行く」とちゃんと断って出発。

(まぁ、何の講演かは言ってないんだけど)


車の中で、アクションディスク(ダブルアクションが何曲も入ってるCD)延々と聴きながら。

(そして時々歌いながら)

ナビを頼りに、何とか迷わず会場到着。


会場には、関係者やお偉いさんが10人ぐらい。

会員が20人ぐらい。

いずれも御年配の方々ばかり。

私もいい加減御年配だけど。

多分、私が1番若い。


総会では、伊達家で町おこしをしていこうみたいな。

他地区とも連携をとろうとか。

まぁ、そんな話を延々と。

愛武ぐらい、呼んでくれればいいのにー。

(前は、演武があったのよ)


いや、伊達家で盛り上がるのは大いに結構なんですけどね。

今まで世話になった上杉家はどーするんですか?

あと、最上家を見下してほしくないわね。

そんなことを、心の片隅で思いつつ1時間。

次は、いよいよ御子孫の講演。


伊達家の御子孫・・・

青葉の時、甲冑着て馬に乗ってる姿は、いつも遠くから見てる。

でも、間近で見るのは初めて。

すごく小柄な、品のいいオジサマって感じ。

なんとなーく、お顔はてらそま氏にちょと似てるかなとか思っちゃった。

(ダブルアクションアックスフォームとか聴いてたから・・・あせる


事前に主催者から話があって。

子孫としてすごく自分を律してる方だとか。

礼儀とか作法とか厳格に守ってるとか。

天皇家に会う時と徳川家に会う時と家臣に会う時とそれぞれ対応が違うとか。

今でも殿様同士の会合で徳川家の隣に座れる唯一の人だとか。

話を聞くとすっごくめんどくさそうな雰囲気。


でも、実際に見てみると、おだやかーな感じで。

丁寧にわかりやすくお話しをしてくださる方だった。

まぁ、殿として下々の者に対する接し方だったのかもしれないけど。


講演は、一般公開。

でも、どこでどう告知してたのやら。

聴衆は40人ぐらいかなぁ・・・

(そしてやっぱり年配の方ばかり)

非常にもったいない感じ。


告知のあった内容は伊達家の年中行事だったのだけど。

御子孫からの申し出により、瑞鳳殿発掘の話に変更になった。

(下々には、そういう話の方がウケるからかな?)

まぁ、実際そっちの話の方がずっとおもしろそうだ。


例によって、一生懸命メモしてきたけど。

どの程度書いていいものやら。

おもしろかったとこ、印象に残った話などを少しだけ。

ただし、私の記憶なのであてになりません。

こんな感じのことを言ってたのかもしれない程度にお読みください。


瑞鳳殿の瑞は政宗公をあらわす。

鳳は鳳凰で不死鳥のこと。

政宗公は、平和な時代になったら甦るという意味が込められている。

(じゃあ、まさに現代じゃん)


もともとの瑞鳳殿は、仙台空襲で焼けてしまった。

アメリカ軍は、何としてもここを破壊しようとしていた。

前日空から石油をまいて、次の日B29で狙い撃ちされた。

(アメリカ軍にも恐れられてたの?)


しかし、戦災で焼けなければ再建の話もなかったわけで。

お墓を発掘するなどということはなかったはず。

発掘に立ち会えたということは、この時代に生まれためぐり合わせ。


石室には、防腐剤として石灰が入っていた。

ちょうどいい湿度が保たれていた。

石灰のカルシウムが骨に溶け込んで、完全な形で発掘された。


身長は159センチで当時の平均身長。

しかし、鍛錬を重ねた屈強な体だった。

毛髪は、茶褐色に変色していた。

面長で、鼻は現代人よりも高かった。

目が大きくて、二重まぶただった。


↑この話を聞いて思い浮かべたのが、これ↓

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まさに現代に甦ったわけですな・・・


足に骨折のあとがあった。

20代で骨折して自然治癒したもの。

伊達家の文献に、米沢で落馬して骨折して小野川温泉で治療した記録がある。

間違いなく政宗公のものだと。


例えば、信玄公の墓に遺骨があったとしても、本当に信玄公のものかはわからない。

(影武者かもしれないし・・・)

しかし、文献上も自然科学的にも一致している稀有な事例。


太刀、甲冑のほか、副葬品は当時の最先端でおしゃれな道具。

金のブローチとか銀のペンダントとかガラスの筆入れとか。

キリシタンぽいものも多数。


それらは、遺骨と一緒に埋め戻されたり。

お墓と同じ環境で永久保存されてたり。

御子孫の専門は、そういう保存科学なのだそうだ。


まぁ、このほかにもいろんな話があったけど。

あっという間の1時間。

おもしろかった。


御子孫がまだ話してる最中に、ガラガラとカーテンを開け始める関係者。

明るくして御子孫の姿を拝みたかったのかもしれないけど。

なんか、失礼だな。


御子孫は大変忙しいということで、早々に退出なされた。

立ち上がって、握手を求める人なんかもいたけど。

私は、反対側だったからできなかった。


そして、私も早々に帰り支度をし。

大急ぎで家に帰ったのでした。

ダブルアクションガンガン聴きながら。


往復2時間。

話を聞いたのが2時間。

合計4時間の楽しい旅でありました。

また、すぐに日常に戻ったけどね。


伊達家の御子孫。

にこやかな紳士だったけど。

どこか近づきがたいような。

なんか、非常に底が知れない気がした。

真田家の御子孫や岩出山伊達家の御子孫とは、また雰囲気違う感じ。


でも、とにかく話はおもしろかったし。

行けてよかった。

ああ、また瑞鳳殿行きたくなっちゃった。

よし、夏休みとって行こうと決意。

そういえば、鎧武はいつ見に行ったらいいのかなぁ・・・


レポともいえないレポを駆け足で終わります。