あるじさまを探して・郷土史講座1回目編 2 | エメラルド

エメラルド

好きなことや日々の雑感を書き綴ってます

郷土史講座の続き。

担当職員の方の挨拶があり。

いよいよ、講義が始まるのでした。


講師は、仙台真田家研究家の小西幸雄先生。

(前に、御子孫と一緒に講演してた人じゃないかな)

半月後に出版される自身の著書をテキストにして話をしてくださるらしい。

(もうすぐ出版される研究書ってのは、これのことです)


いやー、申し込んでよかったわ。

だって、この本が出版されて本屋さんで見つけたとしても、多分買わなかった。

文字が小さくて分厚いんだもん。

それをかいつまんで教えてもらえるなら、自分で読むより楽だわ(←おいっ)

半月早く、テキストとして購入できたわけだしさ。


一応、今回も一生懸命メモをとった。

(いつの日か、幸村先生の講義をメモするための訓練・・・)

ただ、この講座の内容をブログに書いていいものかどうかと。

だって、本として出版されるものだし。

職員の方が録音してたから、きっと講義録作るんじゃないかな。

ここで書いちゃったら、著作権に触れてしまうのではなかろうか?


というわけで、興味のある方を本を買ってお読みください!

(それで、レポといえるのかっ)


ただ、まぁこぼれ話として。

最後に、質問コーナーがあった。

誰も手を挙げないので、思い切って質問してしまった。

「幸之←これ、なんて読むんですか?」

喜平太は通称で、正式には真田幸歓。

でも、最初の名前は真田幸之といったらしい。

幸村さまと信之にーちゃんが合体したみたい。

何て読むのか、ずーっと気になってたのだ。


回答。

幸歓は、真田家では「こうかん」と呼んでいたそうだが。

資料では、「ゆきしげ」とルビがふってあるらしい。

変わった読み方だから、「ゆきしげ」と読むのが正しいだろうとのこと。

しかし、幸之にはルビがふってないので、正しい読み方は不明とのことだった。

私は、秘かに「ゆきゆき」と呼んでいる。

(なんか、かわいい・・・)


その後、3人の方からいろんな質問が出た。

職員の方は、早く終わしたいみたいなんだけど。

小西先生、しゃべるしゃべる。

好きなんだろうなー、真田家のこと話すの。


で、やっと本日の講義がお開きとなったときには、時間をかなりオーバー。

しかも、その後も話をしに行く人がいたりして。

ええ、私も調子にのって個人質問に行っちゃいました。

(職員の皆さん、本当にごめんなさいっ)


仙台真田氏研究家である小西先生は、「仙台真田代々記」という本を出されているのだが。

この本、もうどこにも売ってないのよ。

だから、「どうすれば手に入りますか?」と聞いてみた。

仙台の図書館あたりから借りてきて、コピーするしかないとのことでした。

(一体何ページあるんですかっ?!)


再販しないんですかと聞いたら、しないとのこと。

なぜかというと、その本を出版したことによって、また新しい発見がいろいろあったと。

そのため、本の内容に誤ってる部分があることもわかってしまったと。

間違ったものを出してるわけにはいかないから、絶版にしたらしい。

(まじめなんだなー・・・)

加筆訂正の上再販してくださいと言ったら、考え込んでた。


で、ここでも先生しゃべるしゃべる。

真田家の御家来や幸村さまの娘さんの話なんかもちらっとしてくださって。

そんな話、私1人が聞いてていいんですかっ?!とか思ったり。

(まぁ、御子孫もちらっとしてた話なので、どこかでこういう話してるんだろうな)

ほんとに、真田家の話するの好きなんだろうなー。

ていうか、私も時間さえ許せばずっと聞いていたかったよ。

ほんとに、研究者としての真摯な姿勢がうかがえて、勉強になりました。


結局、私から打ち切るみたいな形で話を終わらせてしまった。

だって、職員の方々に申しわけなくて・・・

(いいんですよと言ってくださったけど)

「すみません、ごめんない」平身低頭で部屋を出たのでした。

その後、ロビーで今聞いた話を忘れないうちにメモ。

いつか、私も調べてみたいです。


その後、6月に買えなかった玉浦屋さんの六文銭まんじゅうを購入。


エメラルド


私は、黒糖のが好きだな。


エメラルド


今回、念願のまんじゅう買ったから。

次回は、蔵王町の史跡を1人で回ってみようかしら。

(うわぁぁぁぁん、バスツアー行きたかったよぉおおおおっ)


以下、余談。

講義中、どーしても気になったことがあった。

仙台藩士(片倉家の家来?)の大槻磐渓という人の話が出た。

喜平太さん、この人から砲術を学んだらしい。

尚之助さんも、この人の門人だった時期があるのよね。

いや、喜平太さんの本と尚之助さんの本を読み返してみないとよくわかんないけど。

(どっちも、読むのが大変だ・・・)


白河口の戦いに参戦していた喜平太さん。

尚之助さんて、白河口にいたっけ?

もしかして、どこかで、2人のニアミスがあった?!

蘭学とか砲術とか共通点の多い2人。

どこかで出会ってても不思議ではないけど。

ちょっとしたロマン。


このように、実り多き本日でありました。

いろいろ、悩み多きことはあるけど。

無事に4回全部参加できるよう、頑張ります。