家庭の事情もあるけれど、台風までやってきて。
大丈夫なのか?27日!
いや、雨なら愛しいし。
何があっても行くつもりだけどさ。
今は、レポ書いて盛り上がっておこう。
10月5日、まつりの思い出の続き。
前回までのあらすじ。
合戦が控えてるのに、駅まで猛ダッシュして疲れ果てる私。
お城へ向かう道々には、たくさんの幟がはためいていた。
そう、協賛金を払うと、名前の入った幟旗をお城周辺に飾ってもらえるのだ。
で、私の幟も発見。
うふっあらゆるところで愛を叫んでる私である。
駐車場から坂を上って水路沿いの道を歩いていたら、重長殿に会った。
(甲冑着てないから、正式には重長殿に似た人である)
まずは朝のご挨拶。
お城でリハーサルしてたのかな?
これから市役所でお着替えかしら?
まぁ、とにかく急いで登城しなきゃ。
場所取りしなきゃいけないしー。
鬼斬りも買いたいしー。
朝飯食べてないから腹減ったー。
やはり駅まで猛ダッシュはこたえるー。
そんなこと考えながら、ミュージアムへと続く坂をヘロヘロの足で上っていた。
上って・・・のぼ・・・
あわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわ・・・・・・
前に見えるはあの御方ではないかっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんと、あの御方に偶然ばったり出会ってしまったんですよー。
朝一番にあの御方に会えるなんて、なんという幸せ。
(さっき、重長殿に会ってるんですけど・・・)
こんなところでお会いできるなんて、夢のよう。
(だから、リハーサルの帰りではないかと・・・)
もう、いつ討ち死にしても悔いはないと思った。
(これは、後の伏線となる・・・)
一応、ご挨拶したんだけど。
何しゃべったか覚えてない。
(失礼なこと言ってないことを祈るばかりである)
もう舞い上がっちゃって。
あの御方が何とおっしゃっていたのか。
どんな格好してたのか、甲冑着てたのかどうかも定かではない。
あの坂道で出会ったという、そのことだけ。
それだけで、今日1日分の記憶を全て埋め尽くしてしまいそうだ。
いいんだよ、記憶なんて!
(電王ファンがなんてこと言うんだ!)
恋する乙女の前では、会話なんて無意味だぜ。
(いや、そこ大事だと思うんだけど・・・)
会えたという事実があればそれでいい。
ほんのわずかな邂逅だけど。
嬉しくて幸せで、天にも昇る心地。
あれ・・・そういえば。
あの御方、だれかと一緒にいたような気がするんだけど・・・
もしかして・・・佐助殿?
挨拶したっけか・・・?
大変失礼いたしました・・・
ともかく、ミュージアムに到着。
うわっ・・・人がいっぱいだ。
多分、8時半から9時前ぐらいだったと思うんだけど。
それでも、この賑わい。
食堂で、鬼斬りがないか聞いてみたのだが。
「今売り切れてて、あと10分ぐらいでできたてが届く」とのこと。
K氏がいたので、真田ブレスとっても気に入ったことを報告。
一緒にお風呂入って、つけたまま寝たんだよーと嬉々として話したら。
「お風呂に入るときは外してください」とクールに言われた。
「錆びるから、よく拭いて外して寝てください」と、近くにいた虎太郎殿ともども注意された。
反省・・・
途中、佐藤清治製麺さんが福袋を売っていた。
え、買いたいんだけど。
これから合戦するってのに、またこれをかついで歩くことを考えると、ちょっと気が引けた。
「後で買いに来ます」「限定だから早く買わないと売り切れるよ」というような会話をしつつ。
珍しく何も買わずに通り過ぎてしまった。
砂利道を、踊るような気持ちで歩く。
さっき会えて嬉しいってのもあるんだけど。
まつりのこの賑わいに浮かれちゃってるのよね。
これでもっと人が多くなると、人酔いしちゃうんだけどさ。
門をくぐったら、組長がいた。
赤い羽根の募金を呼びかけていたのかな。
鬼斬りもこっちで売ってるとのことだった。
「まずは場所取りしてきまーす」とその場を離れた。
友達も既に来ていた。
さっき会えたことを自慢して、真田ブレスを自慢して。
有頂天の私。
ともかく、友達の近くに席を確保。
ブルーシートが敷いてある上に、持参したビニールシートを敷いた。
既に正面のあたりはびっしりだー。
場所を確保したので、門の方の屋台に行って、鬼斬りを購入。
ミュージアムに行って、できたてを待とうかなとも思ったけど。
あんまり時間もないからね。
組長はもういなかったけど。
しっかり募金もしてきました。
BASARAのファイルとむすび丸のバッヂもらっちゃった。
シートに戻って、やっと朝食。
「俺の鬼斬り」は、昆布と組長お手製の梅干が入ったこの日限定のおにぎり。
小十郎漬もついて525円。
おーいしかったぁー!
と、言いたいところだけど。
組長、ごめんなさい。
御飯が固かった。
いわゆる、めっこままってやつ。
炊いてる途中で、誰かふた開けたわね!みたいな。
ちょっと、残念。
さて、腹ごしらえも済んだし。
シートの上に、お菓子と三脚とおニューカメラを置いて。
あとの荷物をまたよっこいしょとかついで。
そろそろお着替えに行きますか。
なんか、また人がふえてきて、そろそろ人酔い状態になりそう。
ほかのエキストラの皆さんは、もう着替えてるのかなぁ。
何となく、また出遅れてる予感。
というか、いつも何だかんだで最後になる私。
市役所への道は、誰とも会うことなく。
とにかく、着替えに向かうのでした。
つづく
今日のレポは、数秒のすれ違い場面に1番熱がこもってるな・・・
だって、この日最大のイベントだったもん。
(今から合戦するってのに・・・)