三日月を追いかけて・岩出山出陣編 4 | エメラルド

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真田の雑兵、伊達軍に潜入中!

岩出山での隠密活動報告の続き。


前回までのあらすじ。

な、なんと岩出山に太閤殿下がいらっしゃいましたぞ!



自前甲冑の人たちの写真撮ったり、友達としゃべったり。

ぐだぐだ・・・

実は、かなり時間がたっている。

そろそろとの連絡が入り、勝どきの練習までしたのに。

それからさらに待たされてる。


太閤殿下がトイレに行こうとして、兜が邪魔で入らなかった。

というような場面まで目撃してしまった。

(すみません、プライバシーの侵害ですね・・・)

暇だから、妙なところに目がいっちゃうのよ。


あちこちで馬のいななきが響く。

せわしなく動き、放尿し放題。

お馬さんたちも、はっきり言って飽きてるぞ。

馬方の人たちも制御が大変そう。

ずっと馬に乗りっ放しでなすすべも無い感じの騎馬武者の方々が気の毒だった。

(でも、いつか乗りたい)


1時間以上待って、やっと・・・という感じで連絡が入る。

甲冑武者が集まって、「えいえいおー!」と鬨の声を上げる。

いよいよ、出陣!


先陣は、成実殿や留守殿など一門の騎馬武者たち。

旗や弓を持った中学生の武者たちが続き。

そして、私たち甲冑武者。

その後ろには、宗実殿初め馬前の騎馬武者。

そして、御子孫演じる政宗公。

後詰には小十郎さん。

そして後陣の甲冑武者たち。

後陣の騎馬武者には綱元殿。

それから、自前甲冑やコスプレの人々。

馬糞処理の忍者の方たちもいらっしゃる。


集合場所の有備館駐車場を出て有備館の方に向かったら、伊達武の方々が立っていた。

多分、もう先にパレードしてPR終わったんだね。

(去年のようにぐだぐだと待たされるのは嫌だったんだろうな)

沿道に立ち、私たちをお見送りしてくださっているようだった。

思わずお屋形様におじぎをしたら、目礼をしてくださったように見えた。

(気のせい?)

こちらも緊張して歩いてるので、お屋形様を見るので精いっぱい。

ことしは、愛武も伊達武も政宗公推しでいくんだもんね!

(あれ、伊達武の成実殿かっこいいとか言ってなかったか?)


メインストリートの商店街は、沿道に人がぎっしり。

盛んに手を振ったり、写真を撮ったりしてる。

各所でアナウンスが入って、武者を紹介している。

騎馬武者の方たちは、1人1人出身地と名前が呼ばれるのだが。

私たちは、甲冑武者の皆さんで一くくりにされていた。


ありゃ、腕時計とパワーストーンつけたままで来ちゃったよ。

鎧着る時何も言われなかったから、そのままにしてたの。

後で外そうと思って、忘れてたー。

でも、眼鏡の人もいらっしゃるし。

白石のまつりほど厳密ではないようだ。

かくして、鎧の袖口からカーネリアンがのぞく甲冑武者であった。


未だにこのまつり、どういうスタンスで歩けばいいのか迷う。

武者としてきりっと歩いてくださいとも言われるが。

愛想よくアピールしてくださいというようなことも言われる。

ビシッと殺陣を決めて沿道の人々のフラッシュを浴びる人たちもいれば。

あちこちに笑顔で手を振って声をかけながら歩いてる人たちもいる。

殺陣をやってる人たちは、何度も出てるベテランのようだし。

手を振ってる人たちは地元の方で、知り合いが見に来てるのかもしれない。

私は、殺陣をやるような度胸はないし、笑顔を見せるのも気が引ける。

ひたすら、前を向いて歩くしかないんだ。


でも、ちっちゃい子供たちが手を振ってくれるのを見た時は、思わず手を振り返してしまったし。

知り合いを見つけた時は、抜刀してしまった。

それ以外のところでは無愛想気味に歩いてるつもり。

(でも、もしかしたら楽しそうな顔しちゃってたかもしれない)

うん、なんか非常に半端なやつだなぁ私。


それでもとにかく伊達軍の武者として、大勢の人々が詰めかける熱気の中をひたすら歩くのでありました。

(でも、実は真田の雑兵なのよドキドキ)


つづく