鎮魂の旅・春編 1 | エメラルド

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震災から1年経って改めて思うこと ブログネタ:震災から1年経って改めて思うこと 参加中

3月17日、三陸の海を見てきた。

震災から1年、三陸の海がどうなっているかをこの目で見てきた。


前にも書いたけど、ダンナは三陸の海が好きで。

私たちは、毎年のように三陸を旅行した。

だから、あの震災で三陸の海がどうなったのか、とても気になっていた。

そして夏、松島から石巻を通って女川まで行ってみた。

そのレポを、鎮魂の旅として日記に書いた。


鎮魂の旅ってのは、いいわけかもしれない。

でも、単なる物見遊山じゃないんだよと。

少しでも現状を伝えることができればと。

そんな気持ちで書いている。



最初は、高速に乗って盛岡まで行った。


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そう、この辺はちょっとドライブ気分。

途中のSAで朝食とったりして。

岩手県は、そちこちに義経伝説があったり、河童や天狗がいそうで、好き。

平泉も行きたいなー。

そんなこと思いながら、交代で運転してた。


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盛岡で下りて、山道をずーっと横の方へ。

岩手県は、山と海が交差してるみたいな感じ。


まずは、宮古の浄土ヶ浜へ。

青い海に白い岩が起立して、まるで極楽浄土のような風景。

だから、浄土ヶ浜っていうらしいんだけど。

この景色がどうなっちゃったのか、ダンナは気にしていた。


でも、岩は変わらず立っていた。

何事もなかったかのような、おだやかな海。


海鳥がいっぱいいて、思わず・・・


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リュウタロス、カモメつかみやろう!


待てー!待て待てー!!


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チリ地震津波の石碑を横目に、こんなことをやっていたんだけど。


海岸に、真新しい花束が置いてある。

修復中の建物がある。

そう、ここにも津波は押し寄せたんだ。

風景は変わってなくて、「自然はたくましいな」とダンナを感心させていたけど。

でも、被害は出ている。


第三駐車場は、仮設住宅になっている。

ビジターセンターはやってるけど、節電中。

トイレには、「節電中なので便座が冷たくてすみません」みたいなことが方言で書かれていた。

それとともに、「最近、トイレットペーパーの持ち去りがふえているのでやめてください」というような張り紙があった。

被災地に旅行に来て、トイレットペーパー持ってくバカがいるんだろうか。

まさか、考えたくないけど、地元の人が・・・


人的被害の中には、人心の荒廃も含まれるのだろうか。

ふと、そんなことを思った。

生きていくためには、きれいごとばかり言ってはいられないのかもしれないけど。


ビジターセンターのおじさんは、とても親切だった。

丁寧に、道を説明してくれた。

私は、「ありがとうございます」と言うことしかできなかったよ。


水産科学館は、営業してたけど入らなかった。

宮古港海戦記念碑なんかもあるんだけど。

土方さんの船もあると思うんだけど。

今回は行かなかった。


義経や土方さんのこと思いながら、岩手の道を宮城の方に向かって走った。

あえて、海沿いの道を。

走ってるうちに、もう義経も土方さんも考えられなくなっていた。


つづく