東京ボウケン紀行・明けましてタケルくん5 立ち止まるな | エメラルド

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タケルくんと無情にも引き離された後、わりと軽やかなステップで階段を下りる。

ちょっと残念、名残惜しいって気持ちがあるけど、もう1回握手できるという心の余裕もある。

そして何より、タケルくんに会えたということで、心が弾んじゃってるんだ。

泣いちゃってる子たちを「かわいいねー」なんて大人目線で見てたつもりだけど。

実は自分も舞い上がっているらしい。


外に出ると、人の数はさらにふえていた。

「建物の前に立たないでください」

警備の人が、声を枯らして注意してる。

携帯メールでブログ更新しようとしてると、「立ち止まらないでください」と早速注意される。

終わった人はすぐ帰るように、これからの人は車道に整列するように、言っても言ってもダメなんだ。

終わった人は、名残惜しくて店のそばでうろうろしたいんだもん。

これからの人は、早く会いたいし順番も気になるんだもん。

それに、友達と待ち合わせてる人もいっぱいいるみたいだから。

(オフ会というか、ここで初対面みたいな人たちもいるわけで)

携帯で連絡取り合ったり、やっぱり立ち止まりたいのよ。

でも、それが群集の心理というもの。

客集めするなら、それも承知の上か。


難しいよね。

ファンの中には、参加したくても人数の関係で間に合わなかった人もいるんだろう。

抽選とか早い者勝ちだったら絶対私も外れていたと思う。

主催者側としては、少しでも多くの人に集まってもらいたいだろう。

だけど、あんまり長時間待たされるのは、ファンもつらいし主催者側も大変。

それにやっぱりタケルくんの負担て相当のものだと思う。

そう思いつつも、握手の時間だけはもうちょっと長い方がいい。

触れ合いたいし、おしゃべりしたい。

そうすると人数は少ない方がいいわけだし。

あちら立てればこちらが立たず。

考えてみたが、解決策は見つからない。


「ただいま、お呼び出しを中断しております」

拡声器で、書店の人が告げている。

どうしたのかなー?

流れ作業とはいえ、やはりキャパに限界が来たのか。

それとも、タケルくん疲れちゃったかな。

どうなってるのかはわかんないけど、私は友達の待つ喫茶店へと向かう。


とにかく熱くて、冷たいハーブティーを注文。


エメラルド


ごめんごめん。2回目は、モモと行こうね。


落ち着いて荷物整理してるつもりだが、KAYOちんに右往左往ぶりを指摘される。

うん、やっぱり動揺してるんだろうなー。

2回目は、友達にリュック預けて、必要なものだけ持っていくことにした。

暑かったので、マフラーとかも置いていった。


外に出たら、寒い。

行列は、まだ2,600番台だった。

集合時間より、遅く行ったんだけどなー。

ちなみに、さっきは呼ばれて建物に入ってから外に出るまで約30分。

流れ作業とはいえ、やはり時間がかかるんだ。

歩行者天国の車道に並び、ステファニーさんとメールで連絡をとる。

多分、近くにいるんだろうけど・・・

でも、探し出すよりもなんか寒くなってきちゃった。

呼び出しはハイペースで進んではいるようだけど、まだまだ先だなー。

寒くて寒くて、あっさりと喫茶店に戻ってしまったよ。

みんな寒空の下ちゃんと並んでるってのに、根性なしの私。


喫茶店に戻って一息ついた。

ハンドクリーム塗って、マフラーとかちゃんと装備したら再出発。

いよいよ、2度目の突入だーっ!!


つづく。