中野の楽しみは、ショーだけじゃない。
一番最後に、パンフレットを買った人だけのお楽しみ、キャラクター握手会があるのだ。
役者さんでもスーツアクターさんでもなく、あくまで着ぐるみなんだけどさ。
それでも、さっき目の前で戦っていたライダーたちと握手できるんだよ!
一年間憧れたヒーローが目の前にいるんだよ!
心弾まぬわけがない。
2年前、レンゲルと握手した時の感動、未だに忘れられないもん。
特に今回は、アトラク用スーツじゃなく撮影用スーツだったっていうし・・・
そう、高岩さんや伊藤さんが触ったかもしれない、天道や加賀美が触ったかもしれないスーツじゃないか。
さて、その握手会。
まず、ライダーたちはステージ上でオロナミンやオロナミンタオルを持ってポーズを決める。
小さいお友達にはライダーから、大きいお友達にはスタッフからオロナミンCがもらえるんだ。
でも、大人もライダーからもらいたいんだけどなー。
だって、握手してるとき、反対側の手にはオロナミンが握られてるのよ。
握手はするけどこれはあげないよーって感じが、ちょっと悲しい。
次のちびっ子に早く渡さなきゃって感じで、気を遣う。
それはともかく、スタッフの指示に従って、列をつくる。
中の人も心得たもので、いかにもそのキャラクターのようにふるまってくれるのがうれしい。
サソードは、坊ちゃまがミサキーヌにするみたいにブンブン手を振って歓迎してくれる。
ドレイクは、大人の女性が相手だとまるでダンスに誘うみたいな優雅な仕草で手を握ってくれるんだ。
カブトはクールだから、「お前にオロナミンは渡さん」て言われてるみたいに感じる。
ガタックは・・・
ガタックと握手するの、すごーく楽しみにしてたんだ。
だって、加賀美より先にガタックに惚れた私よ。
ああ、至近距離でガタックの顔が見れるのよ。
ガタックと手をつなげるのよ。
ドキドキ・・・
しかし、同じような思いの人はいっぱいいるらしい。
ガタックを抱きしめる女性続出!
いや、ガタックしか見てないから、ほかのライダーはどうだったのかよくわからないんだけどさ。
なんか、みんなガタックにムギュって抱きついてるのよ。
ガタックは、いかにも加賀美がアワアワあせってるみたいな感じでおもしろかったけど。
いいなー、いいなー。
でも、「抱きしめていいですか」なんて、私言えないよー。
うわっだんだん恥ずかしくなってきた。頭の中パニック。
いつものガタック人形と一緒に手を握るのが精一杯。
そう、うちのガタックは、ガタックに触ったガタックなのよ。なんて・・・
おいおい、かぶりもの相手にハニカんでどうする?!
顔も見れないでどうする(もったいない・・・)
2回ともそんな感じだった。
ばか・・・
