私、別会社でボランティアハウスぽかぽかというものを運営しております。
このボランティアハウスぽかぽかを始めるきっかけとなったのは
江東区という下町という場所でも、地域交流が稀薄になりつつあり、町、地域、家での支えあいが厳しい現状にあると、訪問介護事業を通じて痛感いたしました。
なぜ厳しいのか?
正直わかりません。様々な要因が重なりあって今がある。のはわかるんです。
そこで、ただこの状況を指をくわえて見てるわけにもいかないと思いまして・・・
まずは行動と思いスタートを切りました。
本来の「ぽかぽか」の目的は地域交流の場を作りたかったんです。
地域交流といっても
一般の教室や集まり、介護保険などのデイサービスとの違いは、「遊んだり勉強したりリハビリして楽しかったな~。また来週。」というのではなく、ぽかぽかにきて、ご飯食べたり、趣味の仲間を作ったりして、友達ができたりして前より元気になったら、その元気を江東区に還元していこうという目標があるのです。
えっ?ほとんど同じじゃないか?
そうなんです。過程は一緒でも、大きな大きな目標である、地域に(ぽかぽかの場合は江東区に)還元するという目標を持ってもらうんです。
だれが、いつ、どんな形で還元していくか・・・それは集まってくれるみなさんと考えてきたいと思っています。
子ども達の登下校の見守り、信号での旗降り運動、階段で立ち往生してる人の手助け、一人暮らしのお年寄りの生活のお手伝い、公園の花壇いじり、清掃活動・・・
地域のニーズはたくさんあると思います。子どもの元気をお年寄りに、お年寄りの元気を子育て世代にと、世代を越えた交流を、みんなの力を循環させてこれらのニーズを解決していきましょう。
これに困っているとか、地域のあんなことこんなことが心配だとか・・・地域の方々の生の声を聞かせてください。
行政では、長寿サポートセンターの活動をどのように地域に伝えていくか?という戦略を練ったりしてると思います。
江東区はフォーマルサービスは嫌というほど充実していると思います。
なので今後は、インフォーマルサービスの充実が目標なのですが、
「ぽかぽか」のような社会資源をさらに活性化させ、取り組みが身を結ぶことになれば、江東区における住民主体の「地域包括ケア」は私の中では成功だと思います。
生意気を言ってますが、絶対に叶えたい事なんです。
今後は少しずつ活動の幅を広げて行きますので、その都度このブログでお伝えしていきます。
何卒宜しくお願い致します。
ボランティアハウスぽかぽか 後藤