*課題課題課題* | [やわら介護江東、墨田・ぽかぽかグループ] 代表 後藤健太の地域に貢献するBLOG 

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東京都江東区で「やわら介護 江東、墨田・ぽかぽか」という名で居宅介護支援・訪問介護事業、障がい者総合支援事業、通所介護、地域コミュニティの場、飲食事業をしています。私的な手記も含まれていることをご承知置きください。

さて、土曜日!!まだまだ週末です!はしゃぎます!

弊社の課題、いや、介護業界の課題、いやいや、国の課題とでも言っていいと思いますが

人材の確保について。


私が事業を始めた頃は求人募集を出すと反応がちゃんとありました。


ヘルパーをやりたい!

困っている人のために働きたい!

役に立ちたい!

などなど募集は絶好調でした。


それが近頃は、求人募集をしても思い通りに採用出来ない、それどころか、連絡すら来ない場合もあります。


もちろん弊社に問題もたくさんあるのですが、介護業界自体避けられている傾向にあります。


それと、もっと深刻なのは

ヘルパーとして求められてる事が年々レベルが上がっているという点。


それこそ昔は極端ですが、ヘルパーは何をやっても許されてた時代があります。


そして、介護保険法ができ、ルールの中ヘルパーは働く事になります。

それでも、介護保険法が出来たばかりで、民間に解放されたとはいえ、まだまだ競争の原理などほとんど働かず

とりあえず、ヘルパーを派遣してサービスを提供していた。という感じです。そんなにヘルパーの質は問われませんでした。


それから十数年。。。


数えきれないほどのヘルパー会社が出来、様々な特徴を持った会社が現れ、ヘルパーのレベルが高いところ、低いところと差が出てきました。


そんな中、ヘルパーも変わらなきゃいけないのに、変われないヘルパーや、自分を貫き変わらないヘルパー、はたまた、ヘルパーでありながら、他分野の専門性を主張し、あたかも私は出来るヘルパーだ!と言わんばかりのヘルパー。

会社が研修や勉強会をしても浸透しない。どこか頑固な職人のようになっています。けど、実際は職人まで行かず、社会の流れについていけないヘルパーとなっているように感じます。

職人は卓越した他を寄せ付けない技術があり、意地がありますが、

ヘルパーは・・・。

みなさん

確固たる思いを持ってやっていますが、それが実際利用者や入居者にとってプラスになっているか?


このように会社が求めているのと違うヘルパーだと、やはり見送るケースが多々あります。

そうなると、ヘルパーはいても、採用出来ず、もしくは、採用しても辞めて行く、辞めてもらうヘルパーが増え、なかなか充足しないというのが現状です。

こういった現状を改善し、

少しづつですが、介護業界のイメージだったり、仕事内容だったりを理解してもらえるような活動も出来ればいいなと思っております。