タイピング オブ ザ デート
ハドソン
ドリームキャスト / 2001
本作のタイトルはもちろん、ザ ハウス オブ ザ デッドのタイピング版であるザ タイピング オブ ザ デッド(以下TOD)のパロディ。本作はゾンビではなく女の子がターゲットであり、銃を撃たずにキーを打つ、転じて心を打つのだ!
本作はタイピングしながら女の子の機嫌を伺ってデートを成功させるのが目的。長さと難易度の違う3つの選択肢のセリフを一つ選んでタイピングしていく。基本的に長いセリフのほうが女の子の反応が良い確立は高いが、あくまでそれぞれの場面に合ったセリフを選ばないと女の子の機嫌を損ねてしまうので不安と期待が入り混じる緊張感がある。ゾンビを相手にするよりも平常心を保てない焦るようなもどかしい感じがくせになる。
現実と同じくぶっきらぼうだと反応が悪い。
反則的な組合せ
途中でミニゲーム等のイベントもあってそれらも当然タイピングなのだが、本作は全体的にスピードが速く、タッチタイピングできるのが前提かもしれない。なのでTODでゾンビ相手に基本を身に付けてから本作で女の子を狙ったほうが良いかも。女の子はゾンビより手強いのだ。
ちなみに本作はN64で発売された恋愛ボードゲームであるゲッターラブのキャラが使われているので、キャラが気に入ればそちらもセットで是非遊んでほしい。個人的にはバカバカしいゲッターラブのほうがお勧めだったりする。
元ページ公開日[2007/8/1]